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英語

【英語】助動詞の慣用表現一覧【例文×覚え方】

【0】動画で解説

【1】助動詞の慣用表現

パンダ君
パンダ君
今日は「助動詞の慣用表現」を解説していきましょう。

オオカミ君
オオカミ君
よろしくお願いします!

パンダ君
パンダ君
では、まずは、ざっと一覧で確認します。

1.cannot ~ too … 「(どんなに)~してもしすぎることはない」

2.cannot(help)but ~「~せずにはいられない」

3.may[might] well ~「たぶん~するだろう」、「~するのももっともだ」

4.may[might] as well ~ as …「…するくらいなら~するほうがましだ」

5.may[might] as well ~「~するほうがいいだろう」

6.would like to ~ 「~したい」

7.would like O to ~ 「Oに~して欲しい」

8.would rather ~ than …「…よりむしろ~したい」

9.would rather ~ 「むしろ~したい」

10.had better 「~するほうがよい」

11.have only to ~ 「~しさえすればいい」

12.dare say ~「おそらく~だろう」

13.How dare ~.「よくも~できるものだ」

14.Can[May]I〜?「〜してもいいですか?」

15.Will[Can]you〜?「〜してくれませんか?」

16.Would[Could]you〜?「(もしよろしければ)〜してくれませんか?」

17.Shall l〜?「(私が)〜しましょうか?」

18.Shall we〜?「(一緒に)〜しませんか?」

19. Would you like to do〜?「〜するのはどうですか?」

1.cannot ~ too … 「(どんなに)~してもしすぎることはない」

You cannot be too careful in driving a car.
「車を運転するときにどんなに注意深くしてもし過ぎることはない」

パンダ君
パンダ君
canは「できる」以外に「ありうる」って意味があるので、直訳すると、「注意し過ぎることはありえない」→「どんなに注意してもし過ぎることはない」ってなります。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

cannot〜too…のさまざまな表現【1】cannot〜too…のさまざまな表現 結論から言うと、次の通り。 [cannot〜too…とほぼ同意表現] ・ca...

2.cannot(help)but ~「~せずにはいられない」

I can’t help but cry whenever I watch the movie.
「その映画を見るたびに私は泣かずにはいられない」

パンダ君
パンダ君
同意表現に、cannot help doingがあります。ポイントは、〈but+原形〉で、〈help+doing〉です。

オオカミ君
オオカミ君
うん、まぎらわしいなぁ…。

パンダ君
パンダ君
覚え方は、butの前後は同類である必要があるので、helpが原形なのだから、butのうしろも原形って覚えると良いです。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

パンダ君
パンダ君
また、cannot help doingの方。helpは目的語に人以外が来ると「避ける」って意味になります。よって、次の記事を参考にして欲しいけど、avoid「避ける」と同様に目的語にはdoingがきます。

【裏ワザ】動名詞とto不定詞の秒速判別法【by英語予備校講師】【0】動画で解説 https://youtu.be/QrPCi6Z3TxQ 【1】動名詞とto不定詞の秒速判別法 結論からいきまし...

3.may[might] well ~「たぶん~するだろう」、「~するのももっともだ」

It may well snow tomorrow.
「明日たぶん雪が降るだろう」

You may well be angry.
「あなたが怒るのももっともだ」

パンダ君
パンダ君
may wellはmayにwellが付け加えられているので、「すっごくmay」って考えると良いです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ

パンダ君
パンダ君
つまり、次のような感じです。

「すっごく〜かもしれない」→「たぶん~するだろう」

「すっごく〜してもよい」→ 「~するのももっともだ」

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、わかりやすい!

4.may[might] as well ~ as …「…するくらいなら~するほうがましだ」

You might as well throw your money away as lend it to him.
「あなたは彼にお金を貸すくらいならそれを捨てたほうがましだ」

パンダ君
パンダ君
as〜as…が隠れていますよね。そして、as〜as…っ「…と同じくらい〜」って教わるから「=」って思いがちだけど、実は、「≧」なんです。

オオカミ君
オオカミ君
えっ、そうなのか!

パンダ君
パンダ君
詳しくは次の記事をご参照ください。may[might] as well ~ as …「…するくらいなら~するほうがましだ」ってなるんです。

【英文法】as 原級 asの比較表現【by英語予備校講師】【0】動画で解説 https://youtu.be/dl61WlWwBMw 【1】as+原級+as 結論からいきましょう。 ...

5.may[might] as well ~「~するほうがいいだろう」

We might as well walk.
「歩いた方がマシだ」

パンダ君
パンダ君
これは先のas…がないだけと考えればいいね。

オオカミ君
オオカミ君
うん、簡単だ。

パンダ君
パンダ君
たとえば、We might as well walk(as wait).「待つくらいなら歩いた方がマシだ。」って感じです。

6.would like to ~ 「~したい」

I would like to go out to eat tonight.
「今夜は外食したい」

パンダ君
パンダ君
would like to〜はwant to〜よりも丁寧な表現ですね。

オオカミ君
オオカミ君
うん!でも、なぜ丁寧になるんだ?

パンダ君
パンダ君
実は助動詞の過去形wouldがあるので仮定法と言えるんだ。だから「(もしよければ)今夜は外食したい」って意味になるから丁寧になるんだよ。

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、そういうことだったのか!

7.would like O to ~ 「Oに~して欲しい」

I would like you to come here.
「あなたにここに来てほしい」

パンダ君
パンダ君
want O to ~があるので、それのwould like O to ~って考えればOKだね。

オオカミ君
オオカミ君
うん!

8.would rather ~ than …「…よりむしろ~したい」

I would rather stay here than go out.
「外に出るよりむしろここにいたい」

9.would rather ~ 「むしろ~したい」

I would rather stay here.
「むしろここにいたい」

パンダ君
パンダ君
これは先の、would rather ~ than …「…よりむしろ~したい」のthan …が抜けたものって考えればOKだね。

オオカミ君
オオカミ君
うん、簡単だ。

パンダ君
パンダ君
ひとつ注意点があって、would ratherで一つの助動詞と考えるので、否定はwould rather notになります。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!would not ratherにしてしまいそうだ。

I would rather not stay here.
「むしろここにいたくない」

10.had better 「~するほうがよい」

You had better study harder if you want to pass the exam.
「試験に受かりたいなら、もっと頑張って勉強したほうがよい」

パンダ君
パンダ君
ところでhad betterとshouldは似たような表現だけど、どっちの方がきつい言い方だと思う?

オオカミ君
オオカミ君
had betterが「〜するほうがよい」で、shouldが「〜すべきだ」って訳すから、shouldの方じゃないのか?

パンダ君
パンダ君
実は、had betterの方なんだ。should”は良い結果をイメージした一般的なアドバイスと言えるけど、had betterは悪い結果を避けるための脅迫的なアドバイスなんだ。

オオカミ君
オオカミ君
えっ、全く逆じゃん!

11.have only to ~ 「~しさえすればいい」

You have only to press the button.
「ボタンを押しさえすればいい」

パンダ君
パンダ君
直訳は「〜だけしなければいけない」→「〜しさえすればいい」って意味になるよ。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど、簡単だな!

12.dare say ~「おそらく~だろう」

I dare say it’s true.
「おそらく本当だろう」

パンダ君
パンダ君
直訳すると「敢えて言うと〜」→「おそらく〜だろう」って意味だよ。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!dareは「敢えて〜する」っていう助動詞の働きをしているのだな。

13.How dare ~.「よくも~できるものだ」

How dare you say such a thing.
「よくもまあそんなことが言えるね」

パンダ君
パンダ君
直訳は「あなた、この場面でどうやってあえて〜するの?」→「あなた、この場面でどうやって〜できるの?」→「よくも〜できるものだ」って意味なるよ。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!これはちょっと複雑。慣用表現として覚えちゃうのが良さそうだな。

14.Can[May]I〜?「〜してもいいですか?」

May I borrow your car on Saturday?
「土曜日に車を借りてもいいですか?」

パンダ君
パンダ君
両者の違いはそんなに意識しなくてもいいけど、次のようになるよ。

Can I~?:カジュアル

May I~?:丁寧

オオカミ君
オオカミ君
なるほど、友達とかにはCan I~?で、目上の人や初対面の人にはMay I~?って感じだな。

15.Will[Can]you〜?「〜してくれませんか?」

Can you fix my watch ? 
「時計を直してくれませんか?」

パンダ君
パンダ君
一応、厳密なことを言っておくと、willの場合は、「頼んでいることをする意志はあるか」って意味になり、canの場合は「可能かどうか」の意味になります。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!でも、基本的にはこの違いをそんなに意識する必要はないんだな!

16.Would[Could]you〜?「(もしよろしければ)〜してくれませんか?」

Would you open the window?
「(もしよろしければ)窓を開けてくれませんか?」

パンダ君
パンダ君
助動詞の過去形があるよね。これはいわば仮定法みたいなものなんだ。だから「もしよろしければ…」って意味になって丁寧な表現になるんだよ。

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オオカミ君
オオカミ君
なるほど〜!学校では「Will you〜?」を過去形にした「Would you〜?」は丁寧な表現って丸暗記していたけど、そういう理屈だったんだな!

17.Shall l〜?「(私が)〜しましょうか?」

Shall I open the window?
「窓を開けましょうか?」

パンダ先生
パンダ先生
shallに関しては次のShall we〜?と合わせて、この熟語2つだけを頭に入れておけばいいよ。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!基本的には、shallは普通の形であまり出てこないのだな。

18.Shall we〜?「(一緒に)〜しませんか?」

Shall we dance?
「一緒に踊りませんか?」

19.Would you like to do〜?「〜するのはどうですか?」

Would you like to attend the conference on Friday ?
「金曜日の会議に参加するのはどうですか?」

パンダ先生
パンダ先生
直訳は「あなたは〜したいですか?」→「(〜したいなら)〜するのはどうですか?」となるよ。

【2】 まとめ 

1.cannot ~ too … 「(どんなに)~してもしすぎることはない」

2.cannot(help)but ~「~せずにはいられない」

3.may[might] well ~「たぶん~するだろう」、「~するのももっともだ」

4.may[might] as well ~ as …「…するくらいなら~するほうがましだ」

5.may[might] as well ~「~するほうがいいだろう」

6.would like to ~ 「~したい」

7.would like O to ~ 「Oに~して欲しい」

8.would rather ~ than …「…よりむしろ~したい」

9.would rather ~ 「むしろ~したい」

10.had better 「~するほうがよい」

11.have only to ~ 「~しさえすればいい」

12.dare say ~「おそらく~だろう」

13.How dare you ~.「よくも~できるものだ」

14.Can[May]I〜?「〜してもいいですか?」

15.Will[Can]you〜?「〜してくれませんか?」

16.Would[Could]you〜?「(もしよろしければ)〜してくれませんか?」

17.Shall l〜?「(私が)〜しましょうか?」

18.Shall we〜?「(一緒に)〜しませんか?」

19. Would you like to do〜?「〜するのはどうですか?」

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

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