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【0】動画で解説
【1】agree with / agree to /agree on
結論から言うと、次のとおりです。
・agree with A:Aには「人」や「意見」が入り、同じ意見を持っている(状態)
・agree to A :Aには「提案」が入り、提案を受け入れて同じ意見になる(動作)
・agree on:Aには「話題」が入り、お互いの意思が一致する
上記のとおりです。
ポイントは、agree with Aのみ、Aに「人」を入れれることです。これが試験では問われるポイントになります。
では、ひとつひとつ例文で確認していきましょう。
1-1.agree with A
Aには「人」や「意見」が入り、同じ意見を持っている(状態)です。
I agree with him.
「私は彼に賛成します。」
I agree with his idea.
「私は彼の考えに賛成します。」
withの核心は「共に」なので、同じ意見を持っている状態がイメージできると思います。また、〈talk with 人〉などのイメージから、目的語に「人」が来るイメージはあるかなと思います。
1-2.agree to A
Aには「提案」が入り、提案を受け入れて同じ意見になる(動作)です。
I agreed to an inteview.
「私は面接を受けるのに同意した。」
toは「右向きの矢印(→)」で「到達点」を表すので、相手に意見を寄せて提案を受け入れるイメージですね。
1-3.agree on
Aには「話題」が入り、お互いの意思が一致するイメージです。
We agree on this problem.
「私達はこの問題について意見が一致している。」
onの核心は「接触」であり、そこから「関連のon」というのが派生するのですが、少しわかりづらいのです。お互いの意思が完全に接触→一致って考えましょう。
【2】発展の話
ここからは発展の話なので、余裕のある方だけご参照ください。
2-1.agree to do もある
先ほどは、〈agree to 名詞〉を紹介しましたが、実は〈agree to do〉というのもあります。
agree to do:「〜することに同意する」
まぁ、そのままの意味です。例文で確認しましょう。
We agreed to start early.
「私たちは早く出発することに同意した。」
2-2.agree that SV もある
agreeは原則、自動詞ですが、目的語にthat節をとる場合は他動詞になります。
We agreed that we (should) start early.
「私たちは早く出発することに同意した。」
should startのところに関しては、次の記事をご参照ください。
【3】まとめ
・agree with A:Aには「人」や「意見」が入り、同じ意見を持っている(状態)
・agree to A :Aには「提案」が入り、提案を受け入れて同じ意見になる(動作)
・agree on:Aには「話題」が入り、お互いの意思が一致する
・agree to do:「〜することに同意する」
・agreeは原則、自動詞。しかし目的語にthat節をとる場合は他動詞になる
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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