【TOEIC対策】受動態の全体像 | 丸暗記英語からの脱却ブログ

【０】受動態

1.公式問題集の集計と解説

TOEIC英文法（受動態）

2．動画

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【１】受動態の定義

1.ポイント

受動態とは「目的語を主語に移動」です。これが受動態の定義なんです。

Tom broke the window.
↓
The window was broken.

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	0	1	3	1	3	3
P2	1	0	3	0	4	0
P3	5	3	6	9	6	4
P4	2	4	4	5	1	7
P5	0	1	7	5	0	4
P5問	0	0	0	0	0	0
P6	1	2	3	3	1	4
P7	17	14	8	24	18	12
計	26	25	34	47	33	34

このデータは受動態の時制を含まず、単純に「be動詞＋p.p.」がある英文を集計したものです。ほぼ満遍なく出てきますね。

3.TOEIC

重要度は4。基本的に受動態自体は中学レベルの話であり、be動詞＋p.p.を見て受動態に気づき、訳せれば問題ありません。ただし、無理して日本語も受動態で訳す必要はなく、これについては「英語で受動態が使われる理由」を理解しておくことでスムーズに訳せる。

4.記事

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【２】他動詞なのに目的語ない→受動態

1.ポイント

他動詞なのに目的語ない→受動態。なぜならば、受動態は目的語を主語に移動しているので、目的語がないのです。

［問題］
The station ( 　　) after four minutes’walk.
① reached ② was reached

解答➡②

reach「〜に到着する」は他動詞です。ちなみに同じ意味を持つ arrive は自動詞です。他動詞にもかかわらず、目的語がありません。よって『「他動詞なのに目的語ない」→受動態』のルールにより答えは ② was reached になるんです。

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	0	0	0	0	0	0
P2	0	0	0	0	0	0
P3	0	0	0	0	0	0
P4	0	0	0	0	0	0
P5	0	0	0	0	0	0
P5.6問	1	1	2	1	1	0
P6	0	0	0	0	0	0
P7	0	0	0	0	0	0
計	1	1	2	1	1	1

ほぼ毎回、Part5.6の問題で１回は出ています。

3.TOEIC

重要度は５。Part5,6で超頻出します。時制の問題と思わせ、ただの受動態の問題ということはよくあります。また、受動態に限らず、過去分詞のところでも使う知識であり、非常に重要です。

4.記事

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【３】自動詞は受動態にできない

1.ポイント

自動詞は受動態にできません。なぜならば、自動詞の定義は「目的語をとらない動詞」であり、受動態の定義は「目的語を主語に移動」だからです。この２つが同時に成り立つことはあり得ませんよね。

［問題］
When the capital city [　　　] ，the war ended.
①fell／ ②was fallen

［解答・解説］

fall「落ちる、陥落する」は自動詞です。よって自動詞は受動態にできないので、答えは①fellになります。

2.TOEIC

重要度は4。さきの「他動詞なのに目的語がない→受動態」ほどには使わないけど、非常に大切なルールです。そして、これも、後にやる過去分詞のところで大活躍します。

3.記事

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【４】受動態を見たら能動態をイメージ

1.ポイント

『受動態→能動態をイメージ』。受動態の定義が「目的語を主語に移動」なので、能動態をイメージはその逆をすればいいだけです。つまり「主語を目的語に戻す」だけです。そして、能動態に戻すことで初めて気づくものがあるのです。

The dog was found dead.
(その犬は死んでいるのがわかった)

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	0	0	0	0	0	0
P2	1	0	0	1	0	0
P3	1	2	2	3	1	1
P4	0	2	4	3	1	3
P5	0	0	1	1	0	2
P5.6問	0	0	0	0	1	0
P6	1	0	0	1	0	2
P7	5	1	6	5	7	2
計	8	5	13	14	1	10

Part3.4.7でちらほら出てきているイメージです。

3.TOEIC

重要度は5。Part5で直接的に使う問題は少ないですが、英文の中でかなりの頻度で頻出します。もはや、be supposed/asked/required/scheduled to ..など、ほぼ熟語として認識している人も多い。とはいえ、それ以外の動詞が出たときに応用が利くように、この考え方は常に持っておく必要がある。

4.記事

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【５】受動態の時制は足し算するだけ

1.ポイント

①受動態の進行形〈be＋being＋p.p.〉②受動態の完了形〈have＋been＋p.p.〉③受動態の助動詞〈助動詞＋be＋p.p.〉はそれぞれの文法を足し算するだけです。

The cake is being cut by him now.
(そのケーキは、今彼によって切られています)

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	3	3	1	2	5	3
P2	0	1	0	3	5	2
P3	1	1	4	4	3	2
P4	2	7	2	5	3	4
P5	0	2	2	2	1	3
P5.6問	0	0	0	1	0	1
P6	4	3	1	1	2	5
P7	14	11	13	24	13	6
計	24	28	23	42	32	26

すべてのPartで出てきます。また、Part5.6で問題になることもあります。全体的にかなり多めの印象です。

3.TOEIC

重要度は5。受動態の時制はすべてのPartで頻出する。進行形、完了形、助動詞のすべてが頻出するのでしっかりとおさえてく。

4.記事

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【６】be動詞以外の受動態

1.ポイント

受動態の本来の形は「自動詞＋p.p.」です。たまたま自動詞がbe動詞が多いので「be動詞＋p.p.」と言われることが多いだけ。

The door remained opened.
(そのドアは開けられていた)

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	0	0	0	0	0	0
P2	0	0	0	0	0	0
P3	0	0	1	0	0	0
P4	0	0	0	0	0	0
P5	0	0	0	0	0	0
P5.6問	0	0	0	0	0	0
P6	0	0	1	0	1	1
P7	1	0	1	1	0	0
計	1	0	3	1	1	1

ほとんど出てくることはありません。

3.TOEIC

重要度は３。be動詞以外の受動態は決して頻出はしないが、ぜひ、おさえておきたい。よく出る、get,become,remain＋過去分詞を見たときに受動態と気づけることが大切。

4.記事

be動詞以外の受動態受動態の形は、「be動詞＋p.p.」と覚えている人は多いです。実際、10人に質問すれば10人みんなそう答えます。でも、厳密なことを言...

【７】意外にも受動態

1.ポイント

日本語では能動なんだけど、英語では受動態という表現がある。

The meeting may be delayed.
(会議は遅れるかもしれない)

2.公式問題集頻出度（Part別）

	公6①	公6②	公7①	公7②	公8①	公8②
P1	0	0	0	0	0	0
P2	0	0	0	0	1	0
P3	1	0	0	2	0	1
P4	0	0	0	0	1	1
P5	1	2	0	0	0	0
P5.6問	0	0	0	0	0	0
P6	0	0	0	0	1	0
P7	0	1	0	2	1	0
計	2	3	0	4	3	2