こういう疑問に答えます。
✔本記事の対象者
・TOEICを初受験する人
・効果的な勉強法を知りたい人
・点数が伸び悩んでいる人
Contents
【1】TOEIC 概要を知る
1-1.試験科目と試験時間
ざっと箇条書きすると次のようになります。
・リスニングとリーディングの2科目
・リスニング100問/リーディング100問の合計200問
・試験時間は120分(リスニングは46分)
・すべてマークシート方式の問題
上記の通りです。
すべてマークシート方式なので、ライティングやスピーキングの能力を伸ばす必要はありません。
また200問に対して120分しか時間がないので、かなり時間制限の厳しい試験でもあります。
1-2.各Partの問題内容
リスニングセクションは、パート1〜4で構成される。
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 応答問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
合計 | 100問 |
リーディングセクションは、パート5〜7で構成される。
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part 7 | 長文読解問題 | 54問 |
合計 | 100問 |
TOEICの公式サイトではサンプル問題が用意されているの、ご参照ください。
1-3.合否ではなく得点が結果として出る
TOEICは、英検のように各レベルごとに試験の種類が違うということはありません。すべてのレベルの人が同じ試験を受けます。
なので、試験の合否ではなくて、各自の点数が結果として出されます。
また、すべてのレベルの人が同じ試験を受けるので、易しい問題と難しい問題が混在することになります。なので易しい問題でいかに得点を稼げるかが大切になってきます。
最低得点と最高得点は次の通りです。
・最低得点:10点
・最高得点:990点
1-4.注意点
試験本番で気をつけたいことは次のとおり。
・問題用紙の書き込みは禁止
・問題用紙の持ち帰りは禁止
・リスニング中にリーディングを解いてはいけない
1-5.TOEICの申し込み
ポイントは次のとおり。
・1年に10回程度(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
・申し込み方法:インターネット・コンビニ端末
・受験料:7,810円(税込み)
【2】TOEIC 学習手順を知る
結論から言うと、次の3手順で進めていきます。
1.基本知識を身につける
2.TOEICのパターンを理解
3.パターンに慣れる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
2-1.基本知識を身につける
まずは、次のような基本知識を身につけます。
・英単語
・英文法
これらの知識がなければ、そもそも始まりません。
たとえば、いくらexperienceという英単語が聞き取れたとしても、その意味がわからなければ、問題を解くことはできないからです。
また、いくら英単語ばかり覚えても、英文法を知らないと、ただ英単語をつなげて、文の意味を考えなければならず大変です。
なので、まずは、英単語と英文法の知識を身につけます。
2-2.TOEICのパターンを理解
次にTOEICのパターンを理解します。
というのも、TOEICのパターンを理解することで、リスニングもリーディングも、ずっとしやすくなります。
実際、TOEICの高得点者の中には、最初の一文を読んだだけで、どのような展開が進んでいくのか予想できている人が多くいます。
なので、TOEICのパターンを理解することです。
2-3.パターンに慣れる
最後に、TOEICのパターンに慣れていきます。
なぜならば、いくらパターンを頭で理解しても実際の本番ではなかなか使えません。
なので、身体に染み込むまで、パターンに慣れていくことが大切です。
補足:公式問題集を徹底的にやり込む
TOEICは過去問というのがありません。そして、最も過去問に近いのがTOEIC公式問題集です。大学受験同様に、この過去問に近い公式問題集をいかにやり込んでいくかが大切です。
TOEIC CAMPでは、徹底的に公式問題集をやります。実際に、僕の音声解説もかなり細かいところまで解説していきます。
よく、「たくさんやると答えを覚えちゃう」という声を聴きます。実際それで良いです。公式問題集は問題にかかわる以外のところも大事なことが多いです。実際に、公式問題集で問題に関係ないところが、TOEIC本番で問われることはたくさんあります。だからこそ、公式問題集は英文をすべて何度も何度も復習してもらいます。
ただし、ただ闇雲に繰り返しても意味がありません。しっかりと理解した英文を繰り返してこそ意味があります。これを独学でやるのは難しというか、無理です。TOEIC CAMPでは、この公式問題集の英文すべてを徹底的に詳しく解説していきますので、お楽しみにください。また、そういう事情もあり、音声解説が長くなってしまうことが多くあります。しかし、ここが非常に大切なところです。頑張っていきましょう!
以上でおしまいです(^^)/
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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