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asの用法をざっと紹介していきます

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【0】動画で解説

【1】asの5つの用法

結論から言うと、asの用法は大きく次の5つです。

1.前置詞

2.接続詞

3.副詞

4.関係代名詞

5.名詞限定のas

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
asと言えば、前置詞と接続詞がメインです。プラスアルファで、副詞と関係代名詞を学ぶイメージです。

では、ひとつひとつ見ていきましょう。

1-1.前置詞

前置詞のasは「〜として」って訳すことが多いですが、核心は「イコール(=)」です。

He worked as a leader.
(彼はリーダーとして働いていた)

「He = a leader」ですね。

1-2.接続詞のas

接続詞のasは「時・理由・比例・様態・譲歩」の5つの意味を持ちます。ここでは、例文だけを確認していきますが、詳しい解説は「こちらの記事」をご参照ください。

[時]
As he entered the room, I slapped him on the face.
(彼が部屋に入ってきたとき、私は彼の頬を叩いた)

[理由]
As he had a headache, he was absent from school.
(彼は頭が痛かったので、学校を休んだ)

[比例]
As we grow older, our memory becomes weaker.
(年を取るにつれて、私たちの記憶力は弱くなる)

[様態]
Do as you like.
(やりたいようにやりなさい)

[譲歩]
Young as he is, he knows a lot of things.
(彼は若いけれども、彼は多くのことを知っている)

パンダ先生
パンダ先生
ここまでの「前置詞」と「接続詞」のasがメインだよ。

1-3.副詞

副詞のasは要するに、比較で学ぶ「as〜as…」の1つ目のasのことです。

Tom gets up as early as Nancy.
(トムはナンシーと同じくらい早く起きる)

言われてみれば、asの後ろには形容詞・副詞がくるので、このasは副詞ですよね。

パンダ先生
パンダ先生
ちなみに、2つ目のasは「接続詞」。接続詞の後ろは完全な文がくるはずだけど、比較対象はひとつだけ逆で他は全て同じという性質から、同じところはよく省略されるんだ。今回も、Nancy(gets up)って感じで省略されているよね。

1-4.関係代名詞のas

関係代名詞のasは大きく次の2パターンです。

・先行詞にsuchやthe same

・文を先行詞にする

これもここでガッツリと解説すると、かなりの量になってしまいますので、「こちらの記事」と「こちらの記事」をご参照ください。例文だけ確認していきましょう。

[先行詞にsuchやthe same]

I’ll buy the same pen as you have .
(私はあなたが持つているのと同じペンを買う)

[文を先行詞にする]

As is often the case with her, Nancy was not at home.
(ナンシーにはよくあることだが、家にいなかった)

1-5.名詞限定のas

名詞限定のasは名前の通り、名詞を修飾するas節です。ここでは詳しい話はできないので「こちらの記事」をご参照ください。例文だけ確認していきましょう。

The building as we know it was built in 1990.
(私たちが知っている建物は1990年に建てられました)

パンダ先生
パンダ先生
itはthe buildingを指しているよ。「その建物、私たちはそれを知っているは〜」→「私たちが知っているその建物」ってなるんだ。

【2】☆ まとめ ☆

[asの5つの用法]

1.前置詞

2.接続詞

3.副詞

4.関係代名詞

5.名詞限定のas

今回はasの用法についてまとめていきました。それぞれの用法は別々に教わることが多く、こうしてまとめて教わることがほとんどないと思います。結果、なんかごちゃごちゃしてasって難しいってイメージを持ちがちです。ぜひ、この記事を活用して整理していただけたらと思います。また、今回は全体像を一気に確認しておきたかったので、詳しい解説は避けました。なので、詳しい解説は、それぞれの「こちらの記事」と書いてあるリンクをご参照ください。

鬼塚英介

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