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疑似関係代名詞【as、but、than】

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【0】動画で解説

【1】擬似関係代名詞

疑似関係代名詞とは、見た目は関係代名詞っぽくありませんが、「うしろ不完全で形容詞節を取る」という点で関係代名詞に似ているので、擬似関係代名詞と呼ばれています。

次の3つが疑似関係代名詞です。

・as

・but

・than

上記の通りです。

見た目、関係代名詞っぽくないですよね。
擬似関係代名詞は先行詞に特徴があります。

具体的には次から1つずつ説明していきます。

・擬似関係代名詞のas

特徴は次の通りです。

・うしろ不完全文/形容詞節

・先行詞→the same/such

例文で確認しましょう。

[例題]
I’ll buy the same pen(     ) you have .

have の目的語がありませんから不完全文ですよね。そして、形容詞節でthe same penにかかるのですが、先行詞にthe sameがありますよね。
よって、(     )にはasが入るんです。

I’ll buy the same pen( as ) you have .
(私はあなたが持つているのと同じペンを買う)

Twitterで問題を出してみたら・・・

・擬似関係代名詞のbut

次の特徴があります。

・うしろ不完全文/形容詞節

・先行詞→否定語句

例題で確認していきましょう。

[例題]
There is no rule (     ) has exception.

hasの主語欠けうしろ不完全文で、no ruleにかかる形容詞節ですね。そして、先行詞に否定語句がありますよね。よって(     )には、but が入ります。

There is no rule ( but ) has exception.
(例外を持たないルールはない)

訳に注意です。but 以下には否定語句がないのに否定で訳すんです。「例外を持たない」って訳していますよね。

・擬似関係代名詞のthan

特徴は次の通りです。

・うしろ不完全文/形容詞節

・先行詞→比較級

例題で確認していきましょう。

[例題]
We should not have more money (     ) we need.

needの目的語欠けのうしろ不完全文でmore moneyにかかる形容詞節です。そして、先行詞にはmoreという比較級があります。よって(     )にはthanが入るんです。

We should not have more money ( than ) we need.
(必要以上の金は持つべきではない)

【2】おわりに

以上、擬似関係代名詞を紹介していきました。どれも先行詞に特徴がありますから、そんな難しいものではありませんね。

☆ まとめ ☆
・擬似関係代名詞は「うしろ不完全文」で「形容詞節」

・as→the same、such / but → 否定語句 /than → 比較級

・but 以下は否定で訳す

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