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【高校英語】接続詞のasは5つも意味がある! 【現役予備校講師が解説します】

【1】接続詞のasの意味は5つ

結論から言うと、 次のとおりです。

〈接続詞のasの意味〉

・「時」

・「理由」

・「比例」

・「様態」

・「譲歩」

上記のとおり。

この5つの意味の判別ですが、原則、形から判別できるようになっています。

「時」「理由」「比例」は後ろが完全文になります。この3つの判別は原則、文脈で判別しなければいけませんが、「比例」の場合は「比較級」や「動き」があることが多いです。

一方、「様態」は後ろが不完全文になります。少し細かい話をしておくと、同じ形が並んだ場合は完全文でも「様態」になることがあります。

最後に、「譲歩」はすごい特徴的で、asの前に気持ち悪いヤツがあって、その正体は本来は後ろにあるべきものです(後ほど例文を使って詳しく解説していきます)。

1-1.「時」

まずは、「時」のasからです。さっそく、例文で確認しましょう。

As he entered the room, I slapped him on the face.
(彼が部屋に入ってきたとき、私は彼の頬を叩いた)

まずは、“he entered the room”でSVOの完全文ですよね。また、「比較級」や「動き」がないので「比例」ではなさそうです。よって、あとは「時」「理由」のどちらかになり、文脈を考えると「時」になりますね。

1-2.「理由」

2つ目は「理由」のasです。

As he had a headache, he was absent from school.
(彼は頭が痛かったので、学校を休んだ)

まずは、“he had a headache”がSVOの完全文ですよね。また、「比較級」や「動き」がないので「比例」ではなさそうです。よって、あとは「時」「理由」のどちらかになり、文脈を考えると「理由」になりますね。

1-3.「比例」

「比例」の as は、うしろ完全文で「比較級」や「動き」がある場合が多いんでしたね。例文で確認していきましょう。

As we grow older, our memory becomes weaker.
(年を取るにつれて、私たちの記憶力は弱くなる)

まずは、“we grow older”がSVCの完全文ですよね。また、older は比較級ですよね。よって、このasは「比例」のasです。「比例」のasは「〜するにつれて」と訳します。
また、「動き」がある場合というのは、次のような場合です。

As the sun rose, the fog dispersed.
(太陽が昇るにつれて、霧が晴れた)

※「昇る」← 「動き」を表す表現

1-4.「様態」

次に様態のasです。様態のasはうしろ不完全文です。一応、完全文もありますが、その場合は主節と同じ形になります。例文で確認していきましょう。

Do as you like.
(やりたいようにやりなさい)

like の目的語が欠けていますよね。よって、うしろ不完全文ですから様態のasになります。様態のasは「〜するように」って訳します。

次に、うしろ完全文の様態のasの例文を見ていきましょう。

As rust eats iron, so care eats the heart.
(錆が鉄を蝕むように、(そのように)心配が心を蝕む)

“rust eats iron”はSVOの完全文ですが、主節の“care eats the heart”と同じ形をしていますよね。よって、様態のasになるんです。

1-5.「譲歩」

最後は譲歩のasです。こちらは、非常に簡単です。asの前に気持ち悪いヤツがあって、その正体は本来、うしろにあるべきなんです。例文で確認しましょう。

Young as he is, he knows a lot of things.
(彼は若いけれども、彼は多くのことを知っている)

asの前にあるyoungは本来はhe isのうしろにあるべきものですよね。よって、譲歩のasになり、譲歩のasは「〜だけれども」って訳します。

【2】おわりに

以上、「接続詞のasの訳」を解説していきました。接続詞のasは5つも意味があって、非常に大変です。ですから、まずは形から訳を判別していく必要があります。最初から訳ありきだとすごい大変ですよね。

では、ここでおしまいにします。(`・ω・´)ゞ

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