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【一覧】不定詞を使った慣用表現【丸暗記不要!】

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Contents

【1】不定詞を使った慣用表現

1.happen to do「偶然〜する」
2.come to do「〜するようになる」
3.seem to do「〜するようだ」
4.manage to do「なんとか〜する」
5.fail to do「〜し損ねる」
6.never fail to do「必ず〜する」
7.can afford to do「〜する余裕がある」
8.All you have to do is (to) do「〜しさえすればよい」
9.have no choice but to do「〜せざるを得ない」
10.know better than to do「〜しないだけの分別がある」
11.have to do with「〜と関係がある」
12.leave nothing to be desired「申し分ない」

上記の通り。
ひとつひとつ説明していきます。

1.happen to do「偶然〜する」

I happened to meet her at the station yesterday.
(私は昨日偶然駅で彼女に会った。)

ちなみに、Do you happen to know~?は、「ひょっとして~を知っていますか?」って意味です。

2.come to do「〜するようになる」

He came to love her.
(彼は彼女を愛するようになった。)

become toという表現はないので注意です。試験で問われるポイントです。ちなみに、get to、learn toも「〜するようになる」って意味だけど、それぞれの違いは次のとおりです。

・come to do:(自然と)~するようになる
・get to do:(自発的に)~するようになる
・learn to do:(学んで)~するようになる

上記の違いは試験で問われることはないので、上級者向けです。

3.seem to do「〜するようだ」

You seem to like fruit.
(果物がお好きのようですね。)

4.manage to do「なんとか〜する」

I managed to finish all my work.
(なんとか全ての仕事を終えた。)

5.fail to do「〜し損ねる」

He failed to reach the top of the mountain.
(彼は山の頂上に辿り着くことができませんでした。)

failは目的語にdoingではなくてto不定詞を取る動詞です。詳しくは次の記事をご参照ください。

【裏ワザ】動名詞とto不定詞の秒速判別法【by英語予備校講師】【0】動画で解説 https://youtu.be/QrPCi6Z3TxQ 【1】動名詞とto不定詞の秒速判別法 結論からいきまし...

6.never fail to do「必ず〜する」

He never fails to submit his papers on time.
(彼は、必ず書類を時間通りに提出します。)

fail to doをneverで否定しているので、「〜し損なうことは決してない」→「必ず〜する」って意味です。

7.can afford to do「〜する余裕がある」

I can’t afford to buy the car.
(私はその車を買う余裕はない。)

否定文で使われることが多く、金銭的な面で使われやすいです。

8.All you have to do is (to) do「〜しさえすればよい」

All you have to do is to study hard.
(勉強さえすればよい。)

直訳は「あなたがしなければいけないすべてのことは一生懸命勉強することだ」→「勉強さえすればよい」です。また、toが省略されて、is studyのように動詞がつながっているように見えるので注意です。

9.have no choice but to do「〜せざるを得ない」

I had no choice but to accept the offer.
(その申し込みを引き受けざるを得なかった。)

このbutは「〜以外」って訳すので、直訳すると「〜すること以外選択肢がない」→「〜せざるを得ない」です。

10.know better than to do「〜しないだけの分別がある」

I know better than to trust him.
(私は彼を信用するほどばかではない。)

直訳は「〜することより良く物事を知っている」→「〜しないだけの分別がある」です。

11.have to do with「〜と関係がある」

He had to do with the incident.
(彼はその事件と関係があった。)

このhaveとtoの間には、somethingやnothingなどが入る場合があります。

□have something to do with〜「〜と何か関係がある」
□have nothing to do with〜「〜と何も関係がない」
□have anything to do with〜「〜といかなる関係がある」

12.leave nothing to be desired「申し分ない」

His composition leaves nothing to be desired.
(彼の作文は申し分ない。)

直訳は「望まれることを何も残していない」→「申し分ない」って意味になりました。

【2】be +形容詞+to do

□be able to do「~することができる」
□be about to do「まさに~するところである」
□be on the point of doing「まさに~するところである」
□be afraid to do「こわくて~できない」
□be anxious to do「~したいと切望している」
□be apt to do「〜しがちだ」
□be bound to do「~する義務がある」
□be careful to do「~するように気をつける」
□be content to do「〜して満足する」
□be due to do「~する予定である」
□be free to do「自由に~できる」
□be liable to do「~しがちである」
□be likely to do「〜する可能性が高い」
□be ready to do「~する準備ができている」
□be reluctant to do「~したがらない」
□be sure to do 「きっと~だろう」
□be willing to do「〜するのをいとわない」

□be able to do「~することができる」

He is able to play tennis.
「彼は、テニスをすることができる。」

□be about to do「まさに~するところである」

The train is about to leave.
「電車が出るところです。」

beが「存在」、aboutが「周り」、toは「右向きの矢印、未来志向」、これらを組み合わせると「これから〜しようという周りに存在している」→ 「まさに~するところである」です。

同意表現に“be on the point of doing“があります。

□be afraid to do「こわくて~できない」

I‘m afraid to walk alone at night.
「怖くて夜道を一人で歩けない。」

be afraid of doing「〜をおそれている」との違いに注意。

□be anxious to do「~したいと切望している」

She is anxious to see you.
「彼女はあなたに会いたがっている。」

be anxious about〜「〜を心配している」との違いに注意。aboutの核心は「周り」→「もやもや」なので、「心配」って意味になります。

□be apt to do「〜しがちだ」

He is apt to be late.
「彼は遅刻しがちだ。」

□be bound to do「~する義務がある」

We’re bound to keep secrets.
「私たちは秘密を守らなくてはならない。」

boundはbind「しばる」の過去分詞なので、「〜することにしばられている」→「〜する義務がある」って意味になります。

□be careful to do「~するように気をつける」

Be careful to turn off all the lights.
「すべての電気を消すように気をつけて。」

□be content to do「〜して満足する」

He is content to just live each day
「彼は毎日生きるだけで満足している。」

□be due to do「~する予定である」

He is due to start for Tokyo.
「彼は東京へ出発の予定です。」

□be free to do「自由に~できる」

You are free to go wherever you want.
「あなたはどこでも自由に行くことができる。」

□be liable to do「~しがちである」

We are liable to make mistakes.
「私たちはミスをしがちだ。」

□be likely to do「〜する可能性が高い」

It‘s likely to rain today.
「今日は雨が降る可能性が高い。」

□be ready to do「~する準備ができている」

I‘m ready to study abroad.
「私は留学する準備ができている。」

□be reluctant to do「~したがらない」

He is reluctant to go to school.
「彼は学校に行きたがらない。」

reluctantの「re-」は「後ろへ」って意味なので、前進しない感じで「〜したがらない」って意味になります。

□be sure to do 「きっと~だろう」

He is sure to pass the test.
「彼はきっと試験に合格するだろう。」

be sure of doing との違いに注意。違いは、次のとおり。

He is sure to pass the test.
I am sure that he will pass the test.
「彼が試験に合格すると私は確信している。」

He is sure of passing the test.
He is sure that he will pass the test.
「彼が試験に合格すると彼は確信している。」

□be willing to do「〜するのをいとわない」

I am willing to help you.
「私はあなたを手伝うのをいとわない。」

willは「意志」を表すので、「〜する意志がある」→「〜するのをいとわない」って意味になります。

【3】その他

1.be to do

be to不定詞はひと言だけ【0】動画で解説 https://youtu.be/E5oNjZvENDo 【1】〈be+to不定詞〉の意味 結論からいきまし...

2.独立不定詞

【英語】to不定詞の副詞用法の訳は8つある!【by英語講師】to不定詞の副詞用法の訳を知りたいですか? 本記事では、to不定詞の副詞用法の訳について解説しています。 to不定詞の副詞用法の訳について知りたい人は必見です!...

 

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