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【英語】3通りの倍数表現を簡潔に解説します【比較級】

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【0】動画で解説

【1】3通りの倍数表現(比較級)

結論から言うと、倍数表現は次の3通りあります。

1.比較級パターン

2.原級パターン

3.名詞パターン

上記の通りです。

ひとつひとつ説明していきますね。

1.比較級パターン

〈A+X times+〜er+than+B〉という形をとります。

例文で確認しましょう。

Canada is three times bigger than India.
(カナダはインドよりも3倍大きい)

上記の通りです。

比較級〈〜er+than〉の前に、〈X times〉を置くイメージですね。

2.原級パターン

〈A+X times+as + 原級 + as+B〉という形をとります。

例文で確認しましょう。

Canada is three times as big as India.
(カナダはインドよりも3倍大きい)

3.名詞パターン

〈A+X times+the+名詞+of+B〉の形をとります。

例文で確認しましょう。

Canada is three times the size of India.
(カナダはインドよりも3倍大きい)

この名詞の部分は、次のように考えます。

・大きさ→size

・高さ→height

・重さ→weight

・数(可算名詞)→number

・量(不可算名詞)→amount

Twitterで問題を出してみたら・・・

【2】話を深堀りしていきます。

ここまででキツイって人は、サラッと読むだけでOKです。

次の3つについて、話していきます。

・“X times“ の様々な表現

・目的語がasに含まれる場合

・疑問文の場合は比較級

上記の通りです。

ひとつひとつ説明していきますね。

・“X times“ の様々な表現

“X times“ は、次のようなバリエーションがあります。

・2倍:twice

・3倍以降:three times, four times…

・半分:half

・3分の1:one third/a third

・3分の2:two thirds

・4分の1:one quarter

上記の通りです。

2倍は“twice“で、3倍以上は“three times、four times…“になります。

また、分数は「分子→分母」の順番で、分子は基数(one、two、three…)で分母は序数(first、second、third…)になります。

さらに、分子が1以外の場合は、分母には複数形の“s“がつきます。たとえば、“two thirds“のように。

・目的語がasに含まれる場合

次に目的語がasに含まれる場合を見ていきましょう。

[誤]He has books twice as many as I.

[正]He has twice as many books as I.
(彼は私の2倍の本を持っている)

コツは、“twice as“と“as I“を取り除いてみて、正しい英文として成り立つかどうか考えると、わかりやすいです。

・疑問文の場合は比較級

疑問文の場合には、比較級パターンが使われます。

例文で確認しましょう。

How many times bigger is Canada than India?
(カナダはアメリカの何倍ですか?)

【3】おわりに

以上、「倍数表現」について解説していきました。

英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。

英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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