こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・TOEICの王道勉強法の3手順【基礎知識→パターンを理解→パターンに慣れる】
・TOEICの王道勉強法の進め方【3ヶ月計画】
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICの王道勉強法の3手順
TOEICの王道勉強法の3手順は次の通りです。
1.基礎知識を学ぶ
2.パターンの理解
3.パターンに慣れる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1.基礎知識を学ぶ
まずは、基礎知識を学ぶことから始めます。
なぜならば、TOEICに限らず、すべての王道の勉強法は「知識→観察力→判断力」の順番で進めるからです。
実際、僕は、予備校でも、1学期は基礎知識を身につけさせることに集中して授業しています。
なので、基礎知識を学ぶことから始めます。
具体的には、次の2つの基礎知識を学びます。
・英単語
・英文法
上記の通りです。
まずは、この2つを徹底的に学びます。
2.パターンの理解
次に、「パターンの理解」です。
なぜならば、TOEICは問題のパターンがある程度、決まっているからです。
例えば、TOEICのPart4のリスニングの広告では、次のようなパターンがあります。
・導入
↓
・自慢/特典
↓
・お問い合わせ先の紹介
このようなパターンがある程度、決まっています。
このパターンを知っているだけで、リスニングの聞き取り力は、大きく異なってきます。
なので、パターンを理解しておくことが大切です。
3.パターンに慣れる
王道の勉強法の第3段階は、「パターンに慣れる」です。
なぜならば、いくらパターンを理解しても、自分で使えなければいけません。理解するのと、自分で使えるものは、全く別物だからです。
例えば、サッカーでカーブのかけ方を頭で理解しても、それを実際に自分で蹴れるようになるには、何度も練習をしなければいけません。
これと同じで、TOEICの試験でも、パターンを理解したら、何度も繰り返して、自分で使えるようにしなければいけません。
ここまでをおさらいすると…
[王道のTOEIC勉強法の3手順]
1.基礎知識を学ぶ
2.パターンの理解
3.パターンに慣れる
【2】TOEICの王道勉強法【3ヶ月計画】
すでに説明した3手順に沿って、次のように3ヶ月で終わらせる計画で進めます。
・1ヶ月目:基礎知識を学ぶ
↓
・2ヶ月目:パターンの理解
↓
・3ヶ月目:パターンに慣れる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・1ヶ月目:基礎知識を学ぶ
最初の1ヶ月目は、基礎知識を学びます。具体的には、英単語と英文法ですね。
英単語は、1ヶ月で1000単語を覚える方法を使います。次の通りです。
1日目:1〜200覚える
2日目:201〜400を覚える
3日目:401〜600を覚える
4日目:601〜800を覚える
5日目:801〜1000を覚える
6日目:1〜200を覚える
7日目:201〜400を覚える
…
29日目:601〜800を覚える
30日目:801〜1000を覚える
このように、5日間で1周させ、それを6回繰り返します。
使う英単語帳は、次の「TEPPAN英単語」がおすすめです。
英単語の王道勉強法については、詳しくは次の記事をご参照ください。
・2ヶ月目:パターンの理解
次の2ヶ月目で、「パターンの理解」に入ります。
具体的には、「世界一わかりやすいシリーズ」を使います。
なぜ、この参考書をオススメするのかは次の通りです。
・パターンの解法を学べる
・各パート別の勉強法を学べる
・丸暗記なしの理解中心の解説
上記の通りです。
実際、僕は受験英語からTOEICの勉強を始めましたが、非常に参考になりました。
たしかに、TOEICの問題を解いていると、なんとなくパターンというのが見えてきますが、それだと時間がかかりすぎます。
さっさとそれを知っている人から教わった方が効率的です。
なので、この参考書を使って、およそ1ヶ月間をかけて、進めていきます。
・3ヶ月目:パターンに慣れる
最後の3ヶ月目で、「パターンに慣れる」段階に入ります。
具体的には「TOEIC公式問題集」を使います。
なぜ、「TOEIC公式問題集」を使うのかといえば、いわば「TOEICの過去問」だからです。
というのも、TOEIC公式問題集は、TOEICのテストを作成している会社が出版している本だからです。
なので、必然的に本番の試験に最も近い問題になり、いわば過去問となります。
具体的には、最新刊の2回分をひたすら繰り返すでいいと思います。
なぜならば、無理して沢山の問題集をやるよりも、同じ問題を何回も繰り返して、パターンを染み込ませていく方が効果的です。
また、最新刊が最も直近の試験に近い問題となるので、必ず最新刊を買うようにしてください。
・スタディサプリTOEICのアプリを使うのもアリ
ここまで、参考書を使ったTOEIC勉強法を紹介していきましたが、アプリを使うという方法もあります。
オススメの王道アプリは「スタディサプリTOEIC」です。
このアプリは上記に紹介した参考書の著者が担当講師であり、非常に評判の高いアプリです。
いわば、上記の参考書を動画を使ってスマホで学べるといった感じです。
もし、興味のある方は、次の記事でスタディサプリTOEICについて、まとめているので、ご参照ください。
http://english-lab-japan.com/archives/2049
【3】まとめ
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
今回は「TOEICの王道勉強法」について、10年以上の英語講師としての経験とTOEICの研究から、包み隠さず、話していきました。
ぜひ、今回紹介した王道の勉強法を参考にして、目標点数を突破してください。
僕も引き続き、TOEICの勉強・研究をしていきます。
【今回紹介した参考書と記事】
http://english-lab-japan.com/archives/2049
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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