こういう疑問に答えます。
本記事の対象者
・自分のTOEICのレベルを知りたい人
・レベル別のTOEICの勉強法を知りたい人
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICのレベル別勉強法
まずは、TOEICのレベル分けをしていこう。
レベル1:TOEIC400点未満
レベル2:TOEIC400点〜600点未満
レベル3:TOEIC600点〜800点未満
レベル4:TOEIC800点以上
上記の通り。
これ元に、各レベル別の勉強法をひとつひとつ確認していこう。
・レベル1:TOEIC400点未満
レベル1のTOEIC学習者の特徴は、次のとおり。
・TOEIC入門レベル
・400点未満で全体の約15%
・久しぶりに英語学習を始めた
・英検だと3級レベル
・英語長文を読んでも意味不明
・英語学習はつまらない
ざっと、上記に該当する人たちだ。
このような、レベルの人たちの勉強法は次のとおり。
・とにかく英単語の学習をやる
・勉強の習慣をつける
まずは英単語を知らなければ、何もスタートしない。ひたすら英単語を覚えよう。逆に、このレベルで英単語を増やすことで、劇的に伸びて、そこでモチベーションが上がりやすい。
・レベル2:TOEIC400点〜600点未満
レベルグラフ2のTOEIC学習者は「TOEIC400点〜600点未満」の人たち。全体のおよそ40%を占める。最も多いレベルと言える。
「まだまだ英語のレベルは到達していないものの、高校レベルの英単語をまだ覚えていて、時間をかければ、それなりに英文も読める」といった感じだろう。
レベル2のTOEIC学習者の特徴は次のとおり。
・英検だと準2〜2級レベル
・最低限の英単語は分かっている
・文法などはあやふやで精読はできない
・長めの文になるとやる気を失う
このような、レベルの人たちの勉強法は次のとおり。
・英単語、英文法の知識を定着
・TOEICの問題形式に慣れる
・レベル3:TOEIC600点〜800点未満
レベル3は、TOEIC600点〜800点未満の人たちだ。全体のおよそ35%ほどを占める。全体で2番目くらいに多い。
「英語は得意であるという自覚がある。TOEICのパターンも把握してきた。でも、なかなか最後まで解けきれない。時間が足りない。」
レベル3のTOEIC学習者の特徴は次のとおり。
・英検準1級のレベル
・TOEICのパターンは理解
・英語学習を楽しめる
・時間が足りない
・時間をかければ満点取れるレベル
このような、レベルの人たちの勉強法は次のとおり。
・時間配分を考える
・よりスピーディーに解けるよう訓練する
・レベル4:TOEIC800点以上
レベル4は、TOEIC800点以上である。全体の15%くらいを占める。900点以上になると、たったの3%しかいない。
このレベルになると、英語大好き人間がうじゃうじゃいる。わからない問題は、ほとんどないと言ってよい。時間との戦い、ミスを減らし、試験当日のコンディションをいかによく持っていくかが大切になってくる。
レベル4のTOEIC学習者の特徴は次のとおり。
・英検1級レベル
・わからない問題はほぼ皆無
・未知の英単語も処理できるレベル
・コンディションと時間との戦い
このような、レベルの人たちの勉強法は次のとおり。
・知識の復習
・時間配分を考え、解くスピードを上げる工夫
・当日での体調/精神の管理
・☆ まとめ ☆
以上、TOEICのレベル別の特徴と勉強法を示してきた。
ここまでをまとめると次のようになる。
レベル1:TOEIC400点未満
レベル2:TOEIC400点〜600点未満
レベル3:TOEIC600点〜800点未満
レベル4:TOEIC800点以上
まずは、自分のレベルを知り、上記に示した勉強法を参考に、目標点数を突破してもらいたい。
ちなみに、レベル3くらいから、就職活動では、使える基準になってくる。就活生は、まずはここら辺を目標にすると良いだろう。
Where there is a will,there is a way.
「意思あるところに、道あり」
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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