本記事の内容
・1ヶ月で終わらせるTOEIC勉強法
・試験本番で役立つ3つのテクニック
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】1ヶ月で終わらせるTOEIC勉強法
結論から言うと、1ヶ月で終わらせる勉強法は次のとおりです。
・1ヶ月で1000英単語
・第1週目:TOEIC Part5.6対策(文法)
・第2週目:TOEIC Part1〜4対策(リスニング)
・第3週目:TOEIC Part7対策(長文)
・第4週目:TOEIC公式問題集
上記のとおりです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・英単語は1ヶ月で1000英単語
英単語は、1ヶ月間使って1000単語を覚えます。
具体的には、次の感じで進めていきます。
1日目:1〜200覚える
2日目:201〜400を覚える
3日目:401〜600を覚える
4日目:601〜800を覚える
5日目:801〜1000を覚える
6日目:1〜200を覚える
7日目:201〜400を覚える
…
29日目:601〜800を覚える
30日目:801〜1000を覚える
このように、5日間で1周させ、それを6回繰り返します。
なぜならば、覚えるコツは、短期間で何回も反復することだからです。
実際、予備校では、これで効果を出している学生を複数、見ています。僕も、これを実践しています。
なので、1ヶ月間使って1000単語を覚えます。
英単語の勉強法については、詳しくは次の記事をご参照ください。
・1週目:TOEIC Part5.6対策(文法)
1週目では、TOEIC Part5.6対策をします。
なぜならば、英語の基礎知識である英文法を最初に学ぶことが、ほかの Partにも活きてくるからです。
なので、まずは、英文法が中心の Part5.6対策をします。
オススメの参考書は、「世界一わかりやすいTOEICテストの授業( Part5.6)」がおすすめです。
なぜ、この参考書をオススメするのかは、次のとおりです。
・丸暗記なしの理解中心の解説
・狙われるポイントが明確
・解答方法や勉強法についても学べる
上記のとおりです。
なので、最初の1週目は、この参考書を使って、TOEIC Part5.6対策をします。
・2週目:TOEIC Part1〜4対策
2週目では、TOEICの Part1〜4の対策をします。つまり、リスニング対策です。
なぜ、 Part7の長文よりも、 Part1〜4のリスニング対策を優先するのか?
時間的に、Part7を最後まで解くことは、なかなか難しいからです。
なので、 Part7の対策は最後にやることにします。それよりも、リスニング対策を優先させます。
オススメの参考書は、文法と同じシリーズの「世界一わかりやすいTOEICテストの授業( Part1〜4)」がオススメです。
理由は、先に述べた理由と同じです。
・丸暗記なしの理解中心の解説
・狙われるポイントが明確
・解答方法や勉強法についても学べる
上記のとおりです。
第2週目では、この参考書を使って、 Part1〜4のリスニング対策をしていきます。
・第3週目:TOEIC Part7対策(長文)
第3週目で、TOEIC Part7対策をしていきます。
最後の仕上げの長文です。
なぜ、最後に持ってきたかは、すでに述べたとおり、 Part7の最後の問題までたどり着く人は、少ないからです。
多くの人が時間切れになり、最後の数問は、適当にマークすることになります。
なので、最後に Part7の対策をします。
また、第3週目の長文では、全てのパートの中で一番英文的に難しいです。
なので、英単語もおおよそ、4周くらいしている時期なので、基礎力もついてきている段階です。
オススメの参考書は、今までと同じシリーズの「世界一わかりやすいTOEICテストの授業( Part7)」がオススメです。
理由は、先に述べた理由と同じです。
・丸暗記なしの理解中心の解説
・狙われるポイントが明確
・解答方法や勉強法についても学べる
上記のとおりです。
第3週目では、この参考書を使って、 Part7の長文対策をしていきます。
・第4週目:TOEIC公式問題集
最後の第4週目で、TOEIC公式問題集をやります。
TOEICは、いわば「パターンと慣れの戦略の試験」です。
先に紹介してきた「世界一わかりやすい」シリーズで、パターン別の解法をしっかりと説明してくれています。
あとは、そのパターンを自分のものにするために、TOEIC公式問題集を繰り返すことです。
というのも、スポーツと同じで理解しているだけでは、使えません。実際に何回も反復することで、自分のものにしていけます。
これと同じで、残りの1週間で出来る限り、一冊のTOEIC公式問題集を繰り返します。
以上、「1ヶ月TOEIC勉強法」のここまでをまとめると…
・1ヶ月で1000英単語
・第1週目:TOEIC Part5.6対策(文法)
・第2週目:TOEIC Part1〜4対策(リスニング)
・第3週目:TOEIC Part7対策(長文)
・第4週目:TOEIC公式問題集
上記のとおりです。
【2】TOEIC3つのテクニック(1ヶ月勉強法おまけ)
さいごに、「TOEIC1ヶ月勉強法」のおまけとして、本番で役立つ3つのテクニックを紹介します。
・図表を最初に見ておく
・リスニングが終了後、丁寧にマーク
・迷ったらCと答えを決めておく
上記のとおりです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・図表を最初に見ておく
TOEIC開始したら、すぐにPart3と4の「図表問題」の図表を先読みします。
その理由は次のとおりです。
・最初のガイダンスが長い
・ Part1の写真問題は先読み不要
・ 図表問題はぱっと見でわからない
上記の通りです。
図表問題は、4題くらいあるので、その図表が何を表しているのかをあらかじめ確認しておきます。
そうしておけば、いざ図表問題に取り組む時に、ずっと楽に問題に取り組むことができます。
なので、試験開始したら、すぐに図表を最初に見ておきます。
・リスニングが終了後、丁寧にマーク
リスニングが終了したら、丁寧にマークしていきます。
なぜならば、特に Part3と4においては、丁寧にマークしている時間がありません。
なので、軽くわかるくらいにマークしておいて、リスニングが終了してから、丁寧にマークしていくと良いです。
これだけで、リスニングの先読みがずっと楽になると思います。
・迷ったらCと答えを決めておく
あらかじめ、迷ったらCと答えを決めておくことが大切です。
なぜならば、あらかじめ決めておかないと、ちょっとした迷いの時間のせいで、次のリスニングを聞き逃すってことは、「TOEIC試験のあるある」です。
なので、あらかじめ決めておくことで、そういった迷いをなくすことができます。
本当にちょっとしたことですが、意外と大切だと思います。
ちなみに、試験作成者側の気持ちに立つとわかることなのですが、「4つの選択肢のうちの3つ目が正解の可能性が高い」です(この話はまた別の記事で書いていきますね)。
なので、迷ったらCと答えを決めておきます。
【3】まとめ
・1ヶ月で1000英単語
・第1週目:TOEIC Part5.6対策(文法)
・第2週目:TOEIC Part1〜4対策(リスニング)
・第3週目:TOEIC Part7対策(長文)
・第4週目:TOEIC公式問題集
・図表を最初に見ておく
・リスニングが終了後、丁寧にマーク
・迷ったらCと答えを決めておく
【本記事で紹介した参考書】
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