丸暗記英語からの
脱却。
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〈It is (high/about) time +仮定法過去〉

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【0】動画で解説

今回の記事では、仮定法の熟語を紹介していきます。
もちろん、ただ紹介するだけでなく、

丸暗記英語から脱却していく理屈も話していきますので、お楽しみに。

 

☆ポイント☆
〈It is (high/about) time +仮定法過去〉
=「もう〜する頃だ」

 

例 It is (high/about) time you went to bed.
「もう寝る頃だ」

 

 

【1】『仮定法過去を使う』

 

大きくポイントは3つあります。

まずは、1番大切なポイントです。

 

『仮定法過去を使う』

 

この熟語は仮定法です。
なぜか?

そりゃそうです。

 

例えば、「あなたはもう寝る頃だ」って寝ていない相手に言いますよね。
寝ている相手には言いませんよね。
逆に起きて怒られてしまいますね。

よって、現実に反していることを言うので、仮定法が使われるんです。

 

また、この熟語では『仮定法過去』しかありません。
仮定法過去完了というものが存在しないのです。

 

それもそのはず。
この表現って現在にしか使えませんよね。
過去に対して「もう〜する頃だった」って日本語は違和感がたりますよね。
よって、「現在」の妄想だから、仮定法過去しかないんです。

Twitterで問題を出してみたら・・・

パンダ先生
パンダ先生
正答率はかなり低めでした。

 

【2】状況のit

 

これは大したポイントではありません。

 

『状況のit』

 

〈It is (high/about) time 〜〉のitは、「状況のit」です。
状況のitっていうの、it is rainy.「(状況が)雨です」みたいなものです。

 

 

【3】 (high/about) time

 

3つ目のポイントも大きな話ではありません。

 

『high/aboutに大きな違いはない』

 

最初に言っておきます。

この違いが試験で問われることはありません。
それくらいに、大きな違いはないのです。
強いて言えば、次のようなちがいです。

 

it is high time は、「もうとっくに~している時間だ(なのにしていない)」という意味になります。
相手に対して、不満や義務を伝える強い表現です。

highは、時間を過ぎているってイメージが湧いてきますよね。

 

一方、it is about time は、「そろそろ~する時間だ(まだしていない)」という意味になります。

こちらの意味は、it is high time に比べると弱く、自覚を促す表現です。

aboutは『周り』っていうのが核心にあります。
(詳しくは、また前置詞のところでしていきます。)

よって、「予定時間の周り」なので「そろそろ〜する時間だ」って意味です。

 

一応、きちんと違いを説明しましたが、何度も言うようにこの違いは試験に出ません。

・Twitterで問題を出してみたところ...

パンダ君
パンダ君
答えは上記のTwitterをクリックして確認してね。

☆ まとめ ☆

・〈It is (high/about) time +仮定法過去〉
=「もう〜する頃だ」
・high/aboutに大きな違いはない

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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