【0】動画で解説
【1】must+have+p.p.「~したに違いない」
まずはクイズからやってみましょう。
[クイズ]
この人は100点?/0点?
You must have studied hard yesterday.
さて、どうでしょうか???
mustには2つの意味がありましたよね。
「〜しなければいけない」と「〜に違いない」です。
このようにmustには2つの意味があるのですが、
なんとmust+have +p.p.になった途端に、一方の意味だけになるんです。
つまり、「〜したに違いない」って過去の推量の意味だけになるんです。
ですから、クイズの英文は「あなたは一生懸命勉強したに違いない」です。
てことは、一生懸命勉強したのですから100点を取ったんですよね。
これをもし「あなたは一生懸命勉強しなければいけなかった」って訳してしまうと、
0点を取ったことになって全く逆の意味になってしまいますよね。
ですから、この違いは明確にしておかなければいけないんです。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル3の問題(5段階)
Youは何点とった?
You must have studied hard yesterday.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) August 24, 2020
【2】助動詞+have +p.p.はこの6つを覚えておく!
試験に出る助動詞+have+p.p.は以下の6つだけです。
may + have + p.p. 「~したかもしれない」
must + have + p.p. 「~したに違いない」
cannot + have + p.p. 「~したはずがない」
should + have + p.p. 「~すべきだったのに」 「~したはずだ」
ought to + have + p.p. 「~すべきだったのに」 「~したはずだ」
need not + have + p.p. 「~する必要なかったのに」
覚え方のコツは上3つが「推量」の意味で、下3つが「後悔」の意味です。
それぞれ例文で確認していきましょう。
She may have seen the movie.
「彼女はその映画を見たかもしれない」
He cannot have been rich.
「彼は、お金持ちだったはずがない」
I should[ought to] have gone there
「私はそこに行くべきだった」
He should[ought to] have gone there.
「彼はそこに行ったはずだ」
You need not have done it.
「あなたはそれをする必要なかったのに」