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【1】名詞節whetherとifの違い
whetherとifは名詞節を取り、両方とも「〜かどうか」と訳すことができます。このような共通点がある一方で、ifにはかなり大きな制限があります。名詞は主語(S)、補語(C)、目的語(O)になれるはずだけど、名詞節ifは目的語(O)にしか置けません。もちろん、名詞節whetherはSOCのどこにでも置けます。実際例文で見ていきましょう。
・主語(S)
ifは主語(S)に置けません。
Whether this product is good is questionable.
(この商品が良いかどうかは疑問です)
× If this product is good is questionable.
(この商品が良いかどうかは疑問です)
・補語(C)
ifは補語(C)に置けません。
The problem is whether she will come back here.
(問題は彼女が戻ってくるかどうかだ)
× The problem is if she will come back here.
(問題は彼女が戻ってくるかどうかだ)
・目的語(O)
目的語の場合は、ifもOKです。
I don’t know whether she is married.
(彼女が結婚しているかどうかは知りません)
I don’t know if she is married.
(彼女が結婚しているかどうかは知りません)
・前置詞の目的語
ifは前置詞の目的語に置けません。
I’m worried about whether he will come.
(彼が来るかどうか心配です)
× I’m worried about if he will come.
【2】発展編
・仮主語ならばifでもOK
ifは主語の位置に置けませんが、仮主語であればOKです。
It doesn’t matter if you win or not.
(勝てるかどうかは問題ではありません)
・ifはor notを直後に置けない
ifはwhetherと違い、or notを直後に置けません。
× I don’t know if or not it is true.
(それが本当かどうかはわかりません)
次のように直後でなければOKです。
I don’t know if it is true or not.
(それが本当かどうかはわかりません)
【3】☆ まとめ ☆
・名詞節ifは目的語(O)と仮主語にのみ置ける
・ifはor notを直後に置けない
以上、「名詞節whetherとifの違い」について解説していきました。ちょっと上級者向けの内容ですが、知っておきたい知識です。
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