本記事の内容
・ TOEIC listening & reading の試験概要を知る
・王道の3段階勉強法
・スタディサプリがおすすめ
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEIC listening & reading 勉強法(準備編)
勉強法を知る前に、試験の概要を確認していきましょう。
ここでは、次の3つを解説していきます。
・試験概要
・自分の実力を知る
・目標点数と期限の設定
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1-1.TOEIC listening & readingの試験概要
TOEIC listening & readingは名前の通り、listeningとreadingの2科目です。また、全てがマークシート方式であり、120分200問の試験です。
・listeningとreadingの2科目
・マークシート方式
・120分200問の試験
このようにライティングやスピーキングがなく、書かせる問題がないということで、比較的、スコアがあげやすい試験と言えます。
また、120分200問ということで、時間制限がかなり厳しく、いかに戦略的に対策していくかが大切です。
各パートの設問内容も確認しておきましょう。
リスニングセクションは、パート1〜4で構成される。
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 応答問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
合計 | 100問 |
リーディングセクションは、パート5〜7で構成される。
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part 7 | 長文読解問題 | 54問 |
合計 | 100問 |
1-2.自分の実力を知る
試験概要がわかったら、次は自分の実力を知りましょう。
具体的には、TOEIC公式問題集をやってみると良いです。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5 新品価格 |
TOEICは過去問がなく、この公式問題集はTOEICの本番の試験を作成している会社が発行しているものなので、最も本番の試験に近いです。
細かい話をすると、まずはサンプル問題というのがあるので、それをやってみてください。もし、全くできないようであれば、1回分をやるのは、ほぼほぼ意味がないので、やらない方が良いです。
1-3.目標点数と期限の設定
次に目標点数を設定していきます。目標点数の目安としては、先の実力を知るところで、600点以上取れた人は、+100点が良いです。一方で、全くダメだった人は、ひとまず600点を目標にやると良いです。
・600点以上の人:+100点
・600点以下の人:600点
次に期限の設定ですが、3ヶ月がちょうど良いです。
期限:3ヶ月
なぜならば、長すぎず短すぎず、モチベーションを保ちやすく結果も出やすいからです。
【2】TOEIC listening & reading 勉強法(実践編)
結論から言うと、次の3段階で進めていきます。
・基礎力をつける
・パターンの理解
・パターンに慣れる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
2-1.基礎力をつける
ここで言う基礎力は次の2つです。
・英単語
・英文法
英単語は英語の勉強をする上で、絶対に必要な知識です。
なぜならば、英単語が知らなければ、いくら英単語を聞き取れても、何も意味がないからです。
たとえば、ladderという英単語が聞き取れても、その意味がわからなければ何も意味がありません。
なので、英単語をまずはしっかりとやります。
同時に英文法を学ぶことも大切です。
もちろん、Part5.6で文法問題が出題されるからというのもありますが、それに加えて、英文を読むうえで英文法が必要だからです。
というのも、英文法を理解していなければ、英単語をただ繋いでそこから意味を考えていかなければなりません。そうなると、時間的にもエネルギー的にも大変です。
なので、英文法を学ぶことは大切です。
2-2.パターンの理解
基礎力をつけたら、次はパターンの理解です。
というのも、TOEICはパターンがある程度決まっています。たとえば、Part4の広告は次のようなパターンで流れます。
・導入
↓
・自慢話、特典
↓
・問い合わせ先
このようなパターンを知っているだけで、ずっと楽にリスニングをすることができます。実際、高得点者になると一行目を読んだだけで、どんな展開が流れていくのか予測できています。
なので、パターンを理解することは大切です。
2-3.パターンに慣れる
最後に、パターンに慣れることが大切です。
というのも、いくらパターンを理解しても、実際の本番の試験では使えません。
例えるならば、スポーツと同じです。サッカーのカーブの蹴り方を理解したところで、実際に蹴れるようになるかと言えば、そうではありません。実際に何回も練習することで慣れていがなければいけません。
これと同じで、TOEICのパターンも理解するだけでなく、何回もパターンを復習することで、慣れていくことが大切です。
【3】スタディサプリが最強
では、実際に勉強を始めていきましょう。そのためには、教材が必要になってきますが、おすすめは「スタディサプリTOEIC」です。
特徴を箇条書きすると次の通りです。
・スコアアップした人が多数
・スマホでTOEIC対策すべてを完結
・TOEIC(R)満点の関正生講師が丸暗記のない、一生使える英語の「核」を伝授
・中学レベルの学び直しからハイスコア対策まで対応
・全ての機能が7日間無料でお試し可能
・返金対応あり
上記の通りです。
スタディサプリTOEICに関しては、次の記事でまとめているので、ご参照ください。
http://english-lab-japan.com/archives/2049
【4】おわりに
以上、TOEIC listening & readingの勉強法について話していきました。
結論は、試験概要を知り、目標点数と期限を設定して、基礎力をつけパターンに慣れることです。そして、おすすめの教材はスタディサプリTOEICです。
ぜひ、今回の記事を参考にして、目標点数を突破していただけたら幸いです。
Good luck!
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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