こういう疑問に答えます。
本記事の結論
・TOEIC公式問題集を知る
・本文を精読する
・戦略を立てる
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICのリーディング勉強法(公式問題集を知る)
結論から言うと、ポイントは次の3つです。
・公式問題集が本番に最も近い試験
・サンプル問題で実力を知る
・最新刊を購入する
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1-1.公式問題集が本番に最も近い試験
TOEIC公式問題集が本番に最も近い試験です。
なぜならば、TOEICの本番の試験を作っている会社が作成している問題集だからです。
実は、TOEICには過去問が存在しません。
なので、必然的に模試問題集をやるわけですが、上記の理由からTOEIC公式問題集が最適です。
実際、TOEICのテストを受ける人のほぼ全員が購入している問題集と言えます。
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1-2.サンプル問題で実力を知る
まずは、公式問題集の最初のページにあるサンプル問題を使って自分の実力を知ることです。
なぜならば、英単語や英文法の知識が全くない状態で、進めても、効果は薄いからです。
もし、このサンプル問題が全くできないようであれば、まずは英単語や英文法といった基礎知識を身につけるのが先決です。
なので、まずはサンプル問題を使います。
1-3.最新刊を購入する
TOEIC公式問題集は、何冊か発行されています。
このうち、最新刊を購入します。
なぜならば、最新刊が最も本番の試験に近いからです。
そして、最新刊を終えたら、徐々に新しいものから古いものへとやっていけば良いです。
【2】TOEIC公式問題集のリーディング勉強法(実践編)
結論から言うと、ポイントは次の3つです。
・本文をやる
・精読する
・音読する
上記の通りです。
2-1.本文をやる
本文をしっかりとやることです。
なぜならば、TOEICは本文がきっちりと読めれば満点を取れるテストだからです。
受験英語とかだと、知恵を問うような問題が出題されますが、TOEICはとにかく本文さえ読めれば満点です。
いくら勉強しても点数が伸びていない人の特徴として、本文をしっかりと勉強していなというのがあります。
こういう人は、解答の根拠の該当箇所の前後をちょろっと見るだけです。
それでは点数が伸びるはずありません。
本文をしっかりと学習することです。
2-2.精読する
2つ目のポイントは、本文を精読することです。
精読に対するものとして、速読やスキャニングというものがありますが、おすすめしません。
たしかに、一昔前だとスキャニングという技で得点できたのは事実です。
しかし、TOEICのテストの改変があり、今はスキャニングして得点できるほど、甘い試験ではありません。
なので、スキャニングはおススメできません。
また、精読が出来ていない時点で速読を学んでも、ただ適当に英文を読むだけで、逆に迷って時間がかかるだけです。
なので、精読をきっちりとやることが大切です。
具体的には、英語の構文を把握しながら、極端なことを言えば、全文の日本語訳を書くくらいの感じです。
2-3.音読する
最後に精読した英文を音読します。
ポイントは、次の3つです。
・構文を意識しながら音読する
・意味内容を意識しながら音読する
・ボソボソ声でもOK
上記の通りです。
音読と言うと、大きな声を出してってイメージがあるかもしれませんが、ボソボソ声でもOKです。それで十分効果的です。
【3】TOEICのリーディング勉強法(本番編)
結論から言うと、ポイントは次の3つです。
・時間配分を考える
・難問は飛ばす
・パターンを知る
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
3-1.時間配分を考える
ポイントの1つ目は、時間配分を考えることです。
なぜならば、リーディングは時間との戦いだからです。
実際、多くの人が最後まで解かずに終えてしまいます。
なので、時間配分が大切です。
具体的には、次の時間配分が一般的です。
パート5 | 15分 | 1問あたり:30秒 |
パート6 | 10分 | 1問あたり:40秒 |
パート7 | 50分 | 1問あたり:55秒 |
上記を参考にしながら、自分に合った時間配分に調整していくと良いです。
3-2.難問は飛ばす
2つ目のポイントは、難問は飛ばすことです。
なぜならば、TOEICは簡単な問題と難しい問題が混同しています。さらに、点数配分も同じです。
なので、いかに簡単の問題をやるかが大切になってきます。
一般的な難しい問題とされているのは次のタイプです。
・Part5は語彙問題
・Part6は文挿入問題
・Part7はNOT問題
初心者のうちは特に上記のような難問は避けるのが良いです。
3-3.パターンを知る
最後のポイントは、パターンを知ることです。
なぜならば、TOEICはパターンがある程度決まっており、そのパターンを知っていると、ずっと読みやすくなるからです。
実際、TOEICの高得点者になると、最初の一文を読んで、その後にどのような展開が来るか予測しています。
具体的には、TOEICの公式問題集を何度も繰り返すことで、パターンを体に染み込ませていくと良いです。
【4】スタディサプリが最強
ここまで、TOEIC公式問題集を使った勉強法を紹介してきました。
ただ、それと同時に使うと良いのが「スタディサプリ」というアプリです。
スタディサプリはリクルートが運営しているアプリです。大学受験の方が有名ですが、TOEICのアプリもあるんです。
スタディサプリの特徴は次の通りです。
・スコアアップした人が多数
・スマホでTOEIC対策すべてを完結
・TOEIC(R)満点の関正生講師が丸暗記のない、一生使える英語の「核」を伝授
・中学レベルの学び直しからハイスコア対策まで対応
・全ての機能が7日間無料でお試し可能
・返金対応あり
上記の通りです。
スタディサプリTOEICに関しては、次の記事でまとめているので、ご参照ください。
http://english-lab-japan.com/archives/2049
【5】おわりに
以上、TOEIC公式問題集のリーディングの勉強法を紹介していきました。
TOEICの点数を取ると、かなり変わってきます。とりあえず、肩書きが付きます。
TOEIC900点レベルになると、英語ができる人って肩書きを手に入れます。さらには、そこから発展して「仕事のできる人」「すごい人」という肩書きまでついてきます。
いわゆる心理学的に言えば、「ハロー効果」と呼ばれるもので、ひとつの技能がずば抜けていると他もすごいと思われる効果です。
とりわけ、英語の場合は、その効果が高いです。数検とか漢検とかだと、ただのマニアックなやつだと思われるだけですが、英語の場合は、すごい人って肩書きがもらえます。
ぜひ、TOEICの資格を取ることで、人生を優位に進めてください。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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