こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・TOEICの英文法問題の概要
・TOEICの英文法の勉強法
・TOEICの英文法の教材選びのポイント
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICの英文法の概要(勉強法の前に)
TOEICの英文法の概要を箇条書きすると、次のようになります。
・ Part5と6が英文法の問題
・4択の空所補充問題
・TOEICの英文法の問題の特徴
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・ Part5と6が英文法の問題
TOEICの試験の概要は次の通りです。
・ Part1〜4:リスニング問題(100問)
・ Part5〜6:英文法の問題(30問+16問)
・ Part7:長文読解問題(54問)
このうち、英文法の問題は、Part5〜6になります。
Part5は短文穴埋め問題であり、 Part6は長文穴埋め問題です。
・4択の空所補充問題
この Part5とPart6の英文法問題は、次のように4択の空所補充問題です。
[ Part5]
No. 101 Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——- .
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated答えは…(D) complicated
[ Part6]
No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting答えは…(C) interested
参照元: IIBCの公式サンプル問題
上記のような4択の空所補充の英文法問題になります。
・TOEICの英文法の問題の特徴
TOEICの英文法の問題の特徴は、次の通りです。
・大学受験英語レベルの問題は問われない
・中学レベルの英文法問題も出題される
・ベタな文法問題よりも語彙/品詞問題が多い
上記の通りです。
大学受験の英文法問題とは全然違います。のようにゴリゴリに英文法の対策をする感じではありません。
また、中学レベルの「they-their-them-theirs」の使い分けを問う問題も出題されます。
さらに、上記のサンプル問題からも分かる通り、時制や仮定法などのベタな英文法問題というよりは、語彙/品詞問題が多いです。
なので、上記の傾向を踏まえた英文法の勉強法をしていく必要があります。
【2】TOEICの英文法の勉強法
TOEICの英文法の勉強法のポイントは、次の通りです。
・TOEIC向けの英文法の対策をする
・丸暗記ではなく理解して学習する
・TOEICの問題形式に慣れる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・TOEIC向けの英文法の対策をする
あくまでTOEICに向けた英文法の対策をする必要があります。
なぜならば、英検や受験英語やTOEICなど、同じ英語とは言えど、問われる分野やレベルは大きく異なるからです。
そして、繰り返しになりますが、TOEICでは、高いレベルの文法問題は、あまり問われず、ベタな文法問題よりも語彙/品詞問題が多いのが特徴です。
なので、語彙力を高めながらも、文構造を理解できるようになる必要があります。
ですから、よくネットなどで勧められている「1億人の英文法」や「next stage」や「forest」などの参考書は必要ありません。
・丸暗記ではなく理解して学習する
TOEICの英文法の勉強法のポイントの2つ目として、丸暗記ではなく理解して学習することです。
なぜならば、丸暗記して覚えた知識は役立たないからです。
たしかに、学校のテストとかであれば、そのまま覚えた知識を吐き出せば、点数が取れました。しかし、受験英語やTOEICの試験など範囲が膨大に広がる場合は、丸暗記した知識は使えないんです。
なので、しっかりと理解しながら学習していく勉強法でやることです。
・TOEICの問題形式に慣れる
TOEICの英文法の勉強法の3つ目のポイントとして、TOEICの問題形式に慣れるということを意識します。
なぜならば、TOEICに限った話ではありませんが、各試験には問題の癖というものがあります。これをあらかじめ知っているかどうかでは、全く違ってきます。
事実、僕は受験英語の講師として10年以上指導してきましたが、TOEICの文法問題に取り組んだ時、結構、戸惑いました。
また、TOEICは時間との戦いであり、ゆっくりと考えている時間はありません。なので、パターンをあらかじめ理解しておくことで、素早く問題を解くことができます。
以上、TOEICの英文法の勉強法のここまでをおさらいすると…
・TOEIC向けの英文法の対策をする
・丸暗記ではなく理解して学習する
・TOEICの問題形式に慣れる
【3】英文法の勉強の教材選びのポイント
TOEIC英文法の勉強の教材選びのポイントは、次の通りです。
・TOEIC向けの教材
・解説がしっかりとしている
・問題が豊富にある
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・TOEIC向けの教材
TOEICの英文法の勉強に使う教材は、TOEIC向けの教材である必要があります。
これはすでに述べたように、各試験ごとにポイントやレベルが異なってくるからです。
・解説がしっかりとしている
TOEICの英文法の教材の2つ目のポイントは、解説がしっかりとしていることです。
繰り返しになりますが、丸暗記した知識は、膨大な範囲から問われる試験では役立ちません。
なので、しっかりと理解して知識を身につけるためにも、解説がしっかりとしているものを選びます。
・問題が豊富にある
TOEICの英文法の教材の3つ目のポイントは、問題が豊富にあることです。
なぜならば、TOEICの問題のパターンに慣れるためです。
これも、すでに話しましたが、パターンをあらかじめ知っていることで、問題がずっと解きやすくなります。
【4】おすすめの教材は「スタディサプリTOEIC」
上記の教材選びのポイントを踏まえると、「スタディサプリTOEIC」がおススメです。
スタディサプリTOEICは、リクルート社が運営している英語学習アプリです。
このアプリでは、TOEIC向けに厳選されたポイントを、動画を使って丸暗記なしで、教わることができます。
また、本番と同じ形式の模試問題が20回分もあるので、問題数が豊富です。
そういうわけで、スタディサプリTOEICがおすすめです。
スタディサプリTOEICでは、最初の7日間、無料体験できます。
無料体験ですべての機能を使うことができます。
解約も簡単で3分間くらいで、サクッと解約できます。
まずは、7日間、トライしてみるだけでも、スコアは大きく変わってくると思います。
ぜひ、トライしてみてください。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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