丸暗記英語からの
脱却。
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【説明する】explain / describe / show / illustrate / demonstrate / outline / account forの違いは?

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【0】動画で解説

【1】「説明する」を表す英単語

一言で言うと、次のとおり。

[さまざまな“説明する“]

・explain:説明する

・describe:描写する

・show:見せる

・illustrate:図解する

・demonstrate:実演する

・outline:概説する

・account for:理由を説明する

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
ちょっと上級者向けだけど、知っておきたい使い分けだよ。

では、例文で確認していきましょう!

・explain

explainは「説明する」を表す最も一般的な単語であり、基本的に、やり方・意味・理由を「説明」する場合に使われます。

He explained the meaning of the sentence.
(彼はその文の意味を説明した)

パンダ先生
パンダ先生
explainの語源は「ex(外へ)+plain(平らな)」→「複雑な凸凹とした出来事を平らにする」→「説明する」だよ。

・describe:描写する

describeは人や物事などの特徴や様子を言葉で「描写する」場合に使われます。頭でイメージできるようにするために説明するって感じです。

Describe the characteristics of the thief you saw.
(あなたが見た泥棒の特徴を説明してください)

警察に説明して、それを警察官が似顔絵を描いているイメージです。

パンダ先生
パンダ先生
describeの語源は「下へ(de-)書く(scribe書く)」→「見たことを手元(下)の紙へ書く」→「描写する」だよ。

・show:見せる

showは実際に見せながら説明する場合に使われます。

Could you show me how to use this tool?
(この道具の使い方を教えてもらえますか?)

このスイッチをまず入れて…って感じで見せながら説明しているイメージです。

パンダ先生
パンダ先生
道の説明にも使われ、show 人 the way to(人に〜までの道順を説明する)は頻出表現だよ。

・illustrate:図解する

illustrateは実例や図表を使って説明する場合に使われます。

She illustrated the plan.
(彼女はその計画を説明した)

これは図表などを用いて説明しているイメージです。

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも「イラスト」って言うよね。

・demonstrate:実演する

demonstrateは、実例を使って行動によって説明する場合に使われます。

He demonstrated how to cook in the store.
(彼は店内で調理方法を実演しました)

店内でたまに料理をしながら説明している人がいますよね。

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも「デモンストレーション」って言うよね。

・outline:概説する

outlineは要点を説明する場合に使われます。

She outlined suggestions for next year’s music event.
(彼女は来年の音楽イベントの提案を概説した)

大まかな概要だけ説明しているイメージですね。

パンダ先生
パンダ先生
outlineの語源は「out(外の)+line(線)」→「輪郭だけ話す」→「概説する」になるよ。

・account for:理由を説明する

account forは問題等の原因や理由を説明する場合に使われます。

He accounted for the incident.
(彼はその事件を説明した)

事件の原因などを説明しているイメージですね。

パンダ先生
パンダ先生
理由を表すforだね。

【2】☆ まとめ ☆

[さまざまな“説明する“]

・explain:説明する

・describe:描写する

・show:見せる

・illustrate:図解する

・demonstrate:実演する

・outline:概説する

・account for:理由を説明する

以上、「説明する」の類義語を紹介していきました。上級者向けの内容ではありますが、かなりの違いがあることがわかったと思います。これを知らないで使っていると変な誤解を招いてしまいますよね。ぜひ、本記事を参考にして、自分のものにしていただけたらと思います。

パンダ先生
パンダ先生
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