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【反対する】disagree / object / opposeの違いは?

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【0】動画で解説

【1】「反対する」を表す英単語

一言で言うと、次のとおり。

・disagree:同意しない

・object:反対する

・oppose:反抗する

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
ちょっと上級者向けだけど、知っておきたい使い分けだよ。

では、例文で確認していきましょう!

・disagree:同意しない

disagreeはagree(賛成する)をdisで否定しているので、意見や提案に対して「同意しない」って意味になります。

I disagree with you about this project.
(私はこのプロジェクトについてあなたに同意しません)

・object:反対する

objectは意見や提案に「反対する」って意味になります。

She objects to smoking.
(彼女は喫煙に反対します)

objectは自動詞であり、object toという形で使われます。

パンダ先生
パンダ先生
objectの語源は「ob(〜に向かって)+ject(投げる)」→「反対する」だよ。

・oppose:反抗する

opposeはobjectよりも強く反対し、対立行動をとるときに使われます。

We oppose building a nuclear power station.
(私たちは原子力発電所の建設に反対します)

opposeは自動詞のobjectと違って、他動詞になるので注意です。

パンダ先生
パンダ先生
opposeの語源は、「op-(反対の)+pose(置く)」→「反対の立場に置く」→「反抗する」だよ。

・補足

opposeは“be opposed to“の形でも使われます。

We are opposed to the plan.
(私たちはその計画に反対です)

このtoも前置詞のtoです。また、opposeとbe opposed toの違いは、opposeが「反対する」という動作であり、be opposed toが「反対している」という状態を表します。

パンダ先生
パンダ先生
これを受動態って考えるとわかりづらいから、このopposedは過去分詞の形容詞って考えると良いよ。

【2】☆ まとめ ☆

以上、「反対する」の類義語を紹介していきました。上級者向けの内容ではありますが、かなりの違いがあることがわかったと思います。これを知らないで使っていると変な誤解を招いてしまいますよね。ぜひ、本記事を参考にして、自分のものにしていただけたらと思います。

パンダ先生
パンダ先生
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