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【1】「推量」を表す助動詞の順番
推量を表す助動詞はたくさんあるけど、その推量の強さの順番は次のとおり。
[肯定]
must > will >should>may>might>can
[否定]
cannot > will not > should not > may not > might not
上記のとおり。
注目すべき点は、mustに対するのがcannotであることです。
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
1.must「〜に違いない」
mustの核心は「圧力」です。そこから、様々な証拠等から「〜と考えざるを得ない」→「〜に違いない」となります。
He must be a doctor.
(彼は医者に違いない)
2.will「〜でしょう」
willはちょっと意外かもしれませんが、実はかなり強い推量を表します。確信度90%くらいです。
He will be in Italy by now.
(彼は今ごろイタリアにいるでしょう)
3.should「〜のはずだ」
shouldは「〜のはずだ」って訳し、確信度的には70%くらいのイメージです。
He should be 30 years old or so.
(彼は30歳かそこらのはずだ)
4.may「〜かもしれない」
mayは50%です。「〜かもしれないし、〜じゃないかもしれない。よくわかんない」って感じですね。
She may come to the party.
(彼女はパーティーに来るかもしれない)
5.might「ひょっとすると〜かもしれない」
mayの過去形のmightは「〜したかもしれない」って過去の意味を表しません。might≒mayです。過去形にすることで、一歩離れて控えめになるイメージです。
She might come to the party.
(ひょっとしたら、彼女はパーティーに来るかもしれない)
6.can「ありうる」
mayとcanの違いは、一般的な可能性がありうる場合はcanです。一方で、ある特定の状況においての可能性を示す場合はmayを使用します。
Anybody can make mistakes.
(誰でも間違えることはありうる)
・補足
冒頭でも述べた通り、must(〜に違いない)に対するのがcannot(ありえない)です。must notは「〜してはいけない」って意味の禁止を表します。
must(〜しなければいけない)の逆はdon’t have to(〜する必要はない)は知っている人が多いけど、こっちは知っている人が少ないです。
・Twitterで投稿したら…
https://twitter.com/Englishpandaa/status/1550390370864734208?s=20&t=-_CQgGRPFfTVF2HZCdtydw
【2】☆ まとめ ☆
・[肯定]
must > will >should>may>might>can
・[否定]
cannot > will not > should not > may not > might not
・must(〜に違いない)に対するのがcannot(ありえない)
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