パンダ先生
今日は「仕事」のさまざまな表現について学習していきましょう。
オオカミ君
ふむ、たしかに、workとかjobとかprofessionなどたくさんあるけど、違いがいまいちだもんな。
パンダ先生
そうだよね。ちょっと上級者向けの内容になっていきますが、始めていきましょう。
Contents
【0】動画で解説
【1】「仕事」の使い分け
パンダ先生
一言で言うと、次のとおり。
・work:仕事
・job:勤め口
・occupation:職業
・task:課題
・labor:労働
・profession:専門職
・vocation:天職
オオカミ君
なるほど!わかりやすい!
パンダ先生
では、一つ一つ学んでいきましょう!
1-1.work
パンダ先生
workは最も一般的で幅広く使うことができます。
Being a teacher is hard work.
(先生は大変な仕事だ)
パンダ先生
workはこれから紹介する単語と違って不可算名詞であるのがポイントです。
オオカミ君
なるほど!だから、“a“が付いていないわけだな。
1-2.job
パンダ先生
jobは具体的な職業や勤め口を意味します。
I’m looking for a job.
(仕事を探している)
パンダ先生
ちなみに日本語で言うアルバイトは、「 part-time job」のことです。
オオカミ君
ふむふむ。いわゆる「仕事探し」って時にはjobを使うわけだな。
1-3.occupation
パンダ先生
occupationは「職業」って意味であり、jobよりもフォーマルな表現です。
My occupation is a teacher.
(私の職業は先生だ)
パンダ先生
occupyは「占有する」って意味なので、人生の多くを占有するのは「職業」です。
オオカミ君
なるほど!わかりやすい!
1-4.task
パンダ先生
taskは「割り当てられる作業や課題」のような単位の小さい仕事です。
I have to complete this task by tomorrow.
(明日までにこの仕事を終わらせないといけない)
パンダ先生
日本語でも「マルチタスク」って言いますよね。
オオカミ君
ふむふむ。マルチタスクは効率悪いって言うよなぁ…。
1-5.labor
パンダ先生
laborは肉体的に苦しい仕事、つまり「労働」って意味です。
I don’t want to do manual labor.
(私は肉体労働をしたくない)
パンダ先生
日本の勤労感謝にあたるのが、「labor day」です。
オオカミ君
ふむ。laborを使った方が感謝の感じが出てくるもんな。
1-6.profession
パンダ先生
professionは専門性の高い職業、すなわち「専門職」を意味します。
Teaching English is my profession.
(英語を教えるのが私の仕事です)
パンダ先生
いわゆる「プロ」ってやつですね。
オオカミ君
ふむ。プロ野球選手とかプロサッカー選手って言うよな。
1-7.vocation
パンダ先生
vocationは「天職」です。
He decided to be doctor for his vocation.
(彼は自分の天職として医者になることを決意した)
パンダ先生
voc-はバンドのボーカルからも分かる通り「声」って語源です。なので、vocationは「神からのお告げ(声)」→「天職」になります。
オオカミ君
おぉ〜、わかりやすい。語源ってやっぱり大切だな。
【2】☆ まとめ ☆
[さまざまな「仕事」]
・work:仕事
・job:勤め口
・occupation:職業
・task:課題
・labor:労働
・profession:専門職
・vocation:天職
以上で終わりです。今回は上級者向けの内容でしたが、これらの使い分けが分かるとより深く英文を理解できると思います。ぜひ、余裕のある方は自分のものにしていきましょう!
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、『3ヵ月でTOEIC800点講座』を開催しています。間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人、TOEICで人生を変えたい人は、ぜひご参加ください。