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【0】動画で解説
【1】形容詞の最上級とthe
1-1.名詞を修飾する場合
名詞を修飾する場合(限定用法)にはtheがつきます。なぜならば、最上級がつくことで、特定の名詞に限定されるからです。
Tom is the tallest in the class.
(トムはそのクラスで1番背が高い)
ちなみに、the以外に冠詞相当語句(所有格、this、any…など)がつくことがあります。
This is his best novel.
(これは彼の最良の小説です)
1-2.同一人・物の比較
同一の人・物の性質や状態を比較する場合には、theが付きません。
I am happiest when I study English.
(私は英語を勉強している時が1番幸せです)
This lake is deepest at this point.
(この湖はここが最も深い)
1-3.慣用表現
次のような慣用表現では、theが付きません。
・at last:ついに
・at(the)best:せいぜい
・at(the)least:少なくとも
※at the latest(遅くとも)は必ずtheがつく。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル2の問題(5段階)
Lake Biwa is larger than any other ( ) in Japan.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) May 5, 2022
【2】副詞の最上級とthe
副詞の最上級では、theを付けても付けなくてもどっちでもOKです。
I get up (the) earliest in my family.
(私は家族で最も早く起きる)
【3】絶対最上級
漠然と程度が高いことを表し、ほぼveryと同意です。特徴は、theが付かず、普通は-estをつける最上級もすべてmostを使って表します。
[絶対最上級]
・漠然と程度が高いことを表す
・theが付かない
・-estではなくてmostを使う
上記の通りです。
Tom is a most clever man.
(トムはとても利口な男だ)
※もし、the cleverest manにしてしまうと「最も利口な男だ」って意味になってしまいます。
theが付かないのは、1人に特定されないからです。
【4】おわりに
以上、「最上級とtheの関係」について解説していきました。
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