丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【勝つ】win / beat / defeatの違いは?

オオカミ君
オオカミ君
winとbeatとdefeatの違いがいまいちわからんなぁ。

パンダ先生
パンダ先生
日本語訳だけ見ると同じに見えるけど、しっかりとした使い分けがあります。今日はこの違いについて学習していきましょう。

【0】動画で解説

【1】win / beat / defeatの違い

パンダ先生
パンダ先生
結論から言うと、次のとおり。

・win:(試合に)勝つ

・beat:(対戦相手に)勝つ

・defeat:(対戦相手に)勝つ〔フォーマル〕

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
では、それぞれ詳しく学習していきましょう。

1-1.win:(試合に)勝つ

パンダ先生
パンダ先生
winは「(試合に)勝つ」って意味で使うので、目的語には「試合」などがきます。

Our team won the game.
(私たちのチームはその試合に勝った)

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも試合に勝った時に「ウィナー(winner)」なんて使ったりしますよね。

オオカミ君
オオカミ君
おう、たしかに!

1-2.beat:(対戦相手に)勝つ

パンダ先生
パンダ先生
beatは「(対戦相手に)勝つ」って意味で、目的語には対戦相手が来ます。

I will beat him in boxing.
(私はボクシングで彼を打ち負かす)

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!目的語にhimが来てるな。

パンダ先生
パンダ先生
beatはもともと「打つ」って意味なので、「相手を打ち負かす」ってイメージですね。

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、わかりやすい!

1-3.defeat:(対戦相手に)勝つ〔フォーマル〕

パンダ先生
パンダ先生
defeatはbeatと同じで「(対戦相手に)勝つ」って意味ですが、よりフォーマルな表現になります。

I finally defeated him yesterday.
(私は昨日やっと彼を打ち負かした)

パンダ先生
パンダ先生
一応、語源は「下に(de)+為す(feat)」→「相手を自分よりも下にする」という成り立ちです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむ、語源を知ると先ほどのbeat「打ち勝つ」よりも、雑な感じがしないからフォーマルっていうのがわかるな。

【2】☆ まとめ ☆

・win:(試合に)勝つ

・beat:(対戦相手に)勝つ

・defeat:(対戦相手に)勝つ〔フォーマル〕

以上でおしまいです。今回はレベルが高い話ではありますが、winと beatの違いは試験ではよく問われます。また、今回のようにただ暗記するのではなく、しっかりと理解して覚えることで、記憶に定着しやすいですし、応用も効いてきます。さらに、もっと楽しんで学べると思います。このブログでは「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに発信しています。ぜひ、学習に活用していただけたらと思います。

パンダ先生
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

また、『3ヵ月でTOEIC800点講座』を開催しています。間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人、TOEICで人生を変えたい人は、ぜひご参加ください。