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【英語】1語なのに後ろから修飾する形容詞

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パンダ先生
パンダ先生
1語の形容詞は前から名詞を修飾し、2語以上の場合は後ろから修飾するって教わりましたよね。

オオカミ君
オオカミ君
おう!

パンダ先生
パンダ先生
でも、実は1語の形容詞でも名詞を修飾する場合があるんです。今日はちょっと上級者向けの話になりますが、頑張っていきましょう。

【0】動画で解説

【1】修飾する位置で変わる形容詞

パンダ先生
パンダ先生
結論から言うと次のとおりです。

・前から修飾:永続的な性質/他との区別

・後ろから修飾:一時的な状態

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。なんとなくわかったような、わからないような…。

パンダ先生
パンダ先生
例文で確認してみましょう。

① a sleeping cat

② a cat sleeping

オオカミ君
オオカミ君
うーん…。

パンダ先生
パンダ先生
まずは、①はsleepingという形容詞が名詞のcatを前から修飾していますね。よって、「永続的な性質/他との区別」。つまり、他の猫と比較していつも寝てばかりいる猫ってイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
一方で、②はsleepingという形容詞が名詞のcatを後ろから修飾していますね。よって、「一時的な状態」。つまり、今一時的に寝ている状態の猫ってイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!かなり意味が変わってくるな。

【2】available

パンダ先生
パンダ先生
availableは「利用可能な」って意味で覚えていますよね。これも、位置によって微妙に意味が変わってくるんです。

オオカミ君
オオカミ君
そうなのか!

パンダ先生
パンダ先生
実際に、例を見てみましょう。

available rooms

② rooms available

オオカミ君
オオカミ君
ふむ。

パンダ先生
パンダ先生
①は「(他の部屋と区別していつでも)利用できる部屋」って意味です。一方で、②は「(今、一時的に)利用できる部屋」です。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

【英語】限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞について知りたいですか? 本記事では、限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞について紹介しています。 限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞について知りたい人は必見です!...

【3】☆ まとめ ☆

・前から修飾:永続的な性質/他との区別

・後ろから修飾:一時的な状態

以上、「1語なのに後ろから修飾する形容詞」について解説していきました。かなり上級者向けの内容であり、あまり学校では教わらない内容です。ぜひ、英語力をさらに伸ばしていきたい人は、復習して自分のものにしていってください。

鬼塚英介

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