丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【英語】文修飾の副詞とは?

【0】動画で解説

【1】文修飾の副詞

1-1.文修飾の副詞とは?

文修飾の副詞は、文字通り、文の一部ではなく、文全体を修飾する副詞のことです。

例文をあげていきましょう。

Fortunately we have avoided the worst case scenario.
(幸いなことに私たちは最悪の事態を回避することができた)

「最悪の事態を回避できたこと」が幸いなことだったって感じで、文の一部ではなく、文全体に対しての判断ですよね。

もう一つ、例を挙げましょう。

He naturally wanted to know the truth.
(彼は当然のことながら、真実を知りたがった)

「彼が真実を知りたがったこと」が当然だったんですよね。これも一部ではなく、文全体への判断と言えますよね。

1-2.文修飾の副詞を書き換える

文修飾の副詞では、It is〜that…で書き換えることが可能です。

Fortunately we have avoided the worst case scenario.
(幸いなことに私たちは最悪の事態を回避することができた)

It is fortunate that we have avoided the worst case scenario.
(私たちが最悪の事態を回避することができたのは幸運なことだった)

He naturally wanted to know the truth.
(彼は当然のことながら、真実を知りたがった)

It was natural that he wanted to know the truth.
(彼が真実を知りたがったのは当然だった)

パンダ先生
パンダ先生
日本語訳をする時に、この考え方を持つと訳しやすいよ。

1-3.文修飾の副詞を一覧

文修飾の副詞をざっと並べると次のとおりです。

□basically 基本的には
□briefly 簡単に
□certainly たしかに
□clearly 明らかに
□evidently どうやら〜らしい
□fortunately 幸いなことに
□frankly 率直に言うと
□generally一般的に
□obviously 明らかに
□possibly ひょっとすると
□regretfully 残念ながら
□surprisingly 驚くことに
□wisely 賢明にも

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
もちろん丸暗記する必要はなし。こんなのがあるんだぁくらいで見ておけばOKだよ。

【2】☆ まとめ ☆

・文修飾の副詞:文全体を修飾する副詞

・It is〜that…で書き換える

以上、「文修飾の副詞」について解説していきました。あまり学校では教わらない上級者向けの内容になります。ぜひ、余裕のあるかたは自分のものにしていきましょう。

パンダ先生
パンダ先生
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