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英語

【初心者必見!】so+V S と neither[nor]+V S【簡潔に解説】

【1】so+V S と neither[nor]+V S

結論からいきましょう。

soV S:「Sもまたそうだ」

neither[nor]V S:「Sもまたそうでない」

このように、so, nor, neither を使って、直前に述べられた内容について「Sもまたそうだ(そうでない」を表します。

例文で確認していきますね。

例 I like dogs.-So do l.
「私は犬が好きです。私もそうです」

例 She isn’t a teacher.Neither is he.
「彼女は先生ではない。彼もそうだ」

例 He can not speak English. Nor can I.
「彼は英語をしゃべれない。私もできない」

【2】neither と nor の違い

結論から言うと、neitherは副詞、norは接続詞です。

neither:副詞
nor:接続詞

この違いは、実はかなり大きいです。
論より証拠ということで、次の問題をやってみてください。

[問題]

The first one isn’t good, ( ) is the second.
「最初のはよくないし、2番目のもよくない」

⑴ neither ⑵ nor

どうでしょうか?
答えは、⑵ nor です。

なぜならば、( )には、左の文と右の文をつなげる働きをする接続詞を入れなければいけません。
よって、接続詞の⑵ nor が正解なんです。

実際、この違いは、あまり試験に問われることはありません。
TOEICでは、ここまで細かい知識は問われませんが、過去に東大がこの違いを問いています。

【3】So do I. と Me,too. の違いは?

“So do I. ”も “Me,too. ”も、意味的には「私も」という意味です。
では、この違いは何なのか?

結論から言うと、「カジュアルさ」の違いです。

“Me,too.”→カジュアルな話し言葉
“So do I. ”→かしこまった場面で使う

“Me,too.”は、見ての通り、不完全な文ですよね。だから、カジュアルな言い方になるんです。友達同士で話すような場面で使われやすいです。

具体例を挙げましょう。

ビジネスの場面で…

上司:I have to finish the job by tomorrow.
「明日までにその仕事を終わらせないといけない」

部下:◯ So do I.△ Me,too.
「私もです」

このように、“So do I. ”と “Me,too. ”は「カジュアルさ」の違いがあるんです。

【4】なぜ、So+VS の語順になるのか

結論から言うと、エンドフォース(end-focus)が理由です。

エンドフォーカス:文末にある語句ほど、焦点が当たる(強調される)。

例えば、テレビ番組でも同じ手法が使われています。「〜ベスト10」という企画の場合、10位から発表していき、最後に1位を発表しますよね。

このように、うしろにいくほど焦点が当たるわけです。

So+VS で倒置が起こるのも同じ理由です。

例 She is a teacher.So is he.
「彼女は先生です。彼もそうだ」

「彼もそうだ」で強調したいのは、「he」ですよね。だから、エンドフォーカスで、So+VS と倒置が起こるんです。

エンドフォーカスに関しては、次の記事でも出てくるので、ご参照ください。

英語で受動態を使う理由【0】英語で受動態を使う理由(動画で解説) 【1】主語を言いたくない場合  ① 主語を言いたくない(言えない・いう必...

【5】☆ まとめ ☆

以上、so+V S と neither[nor]+V S について解説していきました。

ここまでをおさらいしましょう。

・so+V S:「Sもまたそうだ」

・neither[nor]+V S:「Sもまたそうでない」

・neither:副詞、nor:接続詞

・“Me,too.”→カジュアルな話し言葉

・“So do I. ”→かしこまった場面で使う

・倒置が起こるのは、エンドフォースが理由

このように英語は丸暗記不要です。知識の裏には常に思想があるのです。その思想を理解することでよりずっと覚えやすくなり、応用も利くようになります。そのような英語を常に発信しています。次の記事に英文法の一覧があるのでご参照ください。

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