【0】動画で解説
【1】付加疑問文:「〜ですよね?」
結論から言うと、〈〜、don’t you?〉の形で「〜ですよね?」と念を押す表現です。
付加疑問文
形:〈〜、don’t you?〉
意味:「〜ですよね?」
論より証拠ということで、例文で確認してみましょう。
例 You like dogs,don’t you?
「あなたは犬が好きでよね?」
1つ注意点として、〈don’t you?〉の部分は、前の文の形に合わせて、臨機応変に変えていきます。
言葉で説明するよりも、例文を見た方が速いと思うので、例を挙げていきますね。
例 You don’t like dogs,do you?
「あなたは犬が好きじゃないですよね?」
このように、前の文が肯定文の場合と否定文の場合で変わります。
・「肯定文〜,don’t you?」
・「否定文〜、do you?」
ほかの例も挙げていきましょう。
例 He plays tennis,doesn’t he?
「彼はテニスをしますよね?」
主語は前の文に合わせて変わっていますね。
さらに、例を挙げていきますね。
例 You are a student ,aren’t you?
「あなたは生徒ですよね?」
このように、動詞の種類によって変わっていきます。
ここまでで、理解できたと思います。
では、練習問題をやってみましょう。それぞれの文を「付加疑問文」にしてみてください。
[問題]
問題① She studies English hard.
問題② They aren’t doctors.
問題③ He has finished his homework.
どうでしょうか?
では、解答をしていきましょう。
[解答]
問題① She studies English hard.
↓
答え She studies English hard,doesn’t she?
問題② They aren’t doctors.
↓
答え They aren’t doctors ,are they?
問題③ He has finished his homework.
↓
答え He has finished his homework ,hasn’t he?
【2】付加疑問文の応用
付加疑問文の応用は次の2つです。
・命令文〜,will you?
・Let’s 〜 ,shall we?
上記の通り、ちょっと特殊な形ですよね。
1つ1つ解説していきますね。
・命令文〜,will you?
命令文の付加疑問文は、「will(won’t) you?」を最後につけます。
命令文の付加疑問文
形:命令文〜,will(won’t) you?
意味:「〜してね」
命令文は「未来」に対して言うことなので、wilを使います。
例文で確認しましょう。
例 Close the door, will(won’t) you?
「そのドアを閉めてね。」
少し細かい話をすると、肯定文の場合は、willとwon’tは、どっちを使っても構いません。でも、否定文の場合は、「will you?」のみです。
例 Don’t close the door, will you?
「そのドアを閉めないでね。」
・Let’s 〜 ,shall we?
Let’s 〜の場合は、「shall we?」を使います。
Let’sの付加疑問文
形:Let’s 〜 ,shall we?
意味:「〜しましょうね」
「shall we〜?」で「〜しませんか」という誘いの表現ですよね。だから、「Let’s 」と「shall we〜?」の相性が良いんです。
ちなみに、「Let’s 」は「Let us」の短縮形です。
付加疑問文にすることで、「〜しましょうね」とYESの答えを期待するときに使う表現です。
例文で確認しましょう。
例 Let’s go shopping, shall we?
「買い物に行きましょうね。」
【3】☆ まとめ ☆
以上、「付加疑問文」について説明していきました。
ここまでをおさらいしましょう。
・「肯定文〜,don’t you?」/「否定文〜,do you?」
・付加疑問文の訳は「〜ですよね?」
・付加疑問文の形は〈〜、don’t you?〉
・〈don’t you?〉の部分は臨機応変に変わる
・命令文の付加疑問文
形:命令文〜,will(won’t) you?
意味:「〜してね」
・Let’sの付加疑問文
形:Let’s 〜 ,shall we?
意味:「〜しましょうね」
付加疑問文は、大学受験では、ほとんど出てくることはありません。一方で、TOEICでは、Part2で頻出します。
いずれにせよ、そんなに難しくないので、ここでしっかりとマスターしておきましょう。
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