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【英語】単複同形とは?

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【0】動画で解説

【1】単複同形とは?

まず、前提として、単複同形とは、その名前の通り、単数でも複数でも同じ形になる名詞のことです。

単複同形:単数でも複数でも同じ形の名詞

例を挙げましょう。

I caught a fish in the river.
(私は、その川で1匹の魚を釣った)

I caught three fish in the river.
(私は、その川で3匹の魚を釣った)

上記のように、単数だろうと複数だろうと、fishですよね。fishesになったりしていません。

では、次にどういった名詞が単複同形になっているのか見ていきましょう。

【2】単複同形になる名詞

結論から言うと、次のとおり。

[単複同形になる名詞]

・群れで生息する動物

・「-s」や「-es」で終わる名詞

・「-ese」で終わる名詞

・「-craft」で終わる名詞

上記のとおり。

では、具体例で確認していきましょう。

2-1.群れで生息する動物

群れで生息する動物とは、たとえば、次のような名詞です。

・carp(鯉)

・dear(鹿)

・fish(魚)

・salmon(鮭)

・sheep(羊)

…など。

パンダ先生
パンダ先生
どれも群れで生息する動物だよね。ちなみに、horse(馬)はhorsesと複数形がちゃんとあるよ。

例文でも確認しておきましょう。

There is a dear in the park.
(公園に1頭の鹿がいる)

There are two hundred dear in the park.
(公園に200頭の鹿がいる)

単数でも複数でもdearになっていますね。

パンダ先生
パンダ先生
狩猟の対象になっている動物が多く、いちいち数えるのが面倒だったって説もあるよ。

2-2.「-s」や「-es」で終わる名詞

次のような「-s」や「-es」で終わる名詞は単複同形です。

・means(手段)

・series(シリーズ)

・species(種類)

・headquarters(本社)

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
これらは、sをつけると発音的にも不自然になっちゃうからだよ。meanss(ミーンズズ)なんて発音しづらいよね。

2-3.「-ese」で終わる名詞

「-ese」で終わる次のような名詞は単複同形です。

・Japanese(日本人)

・Chinese(中国人)

・Portuguese(ポルトガル人)

…など。

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
これも、sをつけると発音しづらくなってしまうよ。

2-4.「-craft」で終わる名詞

次のような「-craft」で終わる名詞は単複同形です。

・craft(船舶)

・aircraft(飛行機)

・spacecraft(宇宙船)

上記のとおり。

【3】☆ まとめ ☆

[単複同形になる名詞]

・群れで生息する動物

・「-s」や「-es」で終わる名詞

・「-ese」で終わる名詞

・「-craft」で終わる名詞

 

以上、「単複同形」について解説していきました。今回はただ列挙するのではなく、なるべく抽象化して、グループ分けして、そして、理屈をつけて解説していくように工夫していきました。今回の内容は少し上級者向けになりますが、ぜひ、この記事を機に自分のものにしてくれたらと思います。

鬼塚英介

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