丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【前置詞 of 】核心イメージから考える必殺技!【英語講師による解説】

【1】前置詞ofの核心イメージ

前置詞ofの核心イメージは「分離」です。

ofの核心:「分離」

of=「所有(〜の)」って覚えた人も多いと思います。でも、これが、ofの核心ではありません。ofの核心は「分離」です。

この核心イメージから、次の9の意味に派生していきます。

① 分離

② 部分

③ 所有

④ 関連

⑤ 分量

⑥ 起源

⑦ 性質

⑧材料

⑨ 同格・主格・目的格

では、ひとつひとつ見ていきましょう。

①分離

ofの核心は「分離」です。

例 be independent of~
「~から独立して」

例 rob A of B
「AからBを奪う」

[熟語]
□be free of∼がない
□be clear of∼がない
□be short of∼が足りない
□be empty of∼∼がない
□be vacant of∼∼がない
□be devoid of∼∼がない
□be independent of∼∼から独立している
□dispose of∼∼を片付ける
□rob A of B AからBを奪う
□deprive A of B AからBを奪う
□cure A of B AのBを治す
□clear A of B AからBを取り除
□rid A of B AからBを取り除
□be rid of∼∼がない(rid A of Bの受動態)
□get rid of∼∼を取り除く(rid A of Bの受動態)

・Twitterで問題を出してみたところ...

パンダ君
パンダ君
※解答は上記のツイートをクリックして確認してね。

②部分

「分離」から「部分」の意味に派生していきました。
全体から「分離」して「部分」になりますね。

例 most of the students
「学生の大部分」

学生全体から「分離」して「部分」の「ほとんど」です。

熟語]
□part of∼∼の一部
□first of allまず第一に

③所有

ofには「所有」の意味もあります。

例えば、親から分離して独立した子供は、親の所有物であることは変わりませんね。

例 the roof of my house

「私の家の屋根」

④関連

「〜を頭の中で所有している」→「〜について(話す・考える)」と派生していきました。

例 talk of the matter
「その件について話す」

[熟語]
□think of∼∼のことを考える
□approve of∼∼に賛成する
□know of∼∼について知っている
□hear of∼のうわさを聞く
□speak of∼∼について話す
□talk of∼∼について話す
□complain of∼∼に不満を言う
□be aware of∼∼に気づいている
□be conscious of∼∼を意識している
□be sure of∼∼を確信している
□be convinced of∼∼を確信している
□be proud of∼∼を誇りに思う
□be ashamed of∼∼を恥じている
□be tired of∼∼に飽きている
□get tired of∼∼に飽きる
□be sick of∼∼にうんざりしている
□be afraid of∼を恐れている
□be true of∼に当てはまる
□be worthy of∼∼にふさわしい
□be capable of∼∼できる
□be incapable of∼∼できない
□tell A of B AにBのことを話す
□remind A of B AにBを思い出させる
□convince A of B AにBのことを納得させる
□inform A of B AにBを伝える
□accuse A of B AをBについて責める
□suspect A of B AをBのことで疑う

⑤分量

ofには「分量」の意味もあります。

例 a glass of beer
「一杯のビール」

例 a large number of people
「多くの人々」

⑥起源

「分離」された方が「起源」になりますね。

例 be of noble birth
「高貴な生まれで」

例 be of Chinese origin
「中国発祥の」

[熟語]
□ask A of B AをBに求める
□expect A of B AをBに期待する
□require A of B AをBに要求する
□die of∼ ∼で死ぬ
□{out}of necessity 必要に迫られ

⑦性質

ofには「性質」の意味もあります。

例 a man of courage
(=a courageous man)
「勇敢な人」

例 This book is of great use.
(=This book is very useful.)
「この本はとても役に立つ」

[熟語]
□of use(=useful) 「役に立つ」
□of help(=helpful) 「役に立つ」
□of assistance(=assistant) 「役に立つ」
□of importance[consequence/significance](=important) 「重要な」
□of value(=valuable) 「価値がある」
□of interest(=interesting) 「興味深い」
□of sense(=sensible) 「分別がある」
□of courage(=courageous) 「勇気がある」
□of age(=old) 「年をとっている」

【英語】〈of+抽象名詞〉と〈with+抽象名詞〉【例文あり】【1】【英語】〈of+抽象名詞〉と〈with+抽象名詞〉 結論から言うと、次のとおりです。 ・of + 抽象名詞 =...

⑧材料

ofには「材料」の意味もあります。

例 be made of wood
「木造[木製]の」

[熟語]
□consist of∼/be composed of∼/be made up of∼から成っている
□make fun of∼ ∼をからかう

⑨同格・主格・目的格

ofには「同格・主格・目的格」の意味もあります。

例 the habit of smoking
「タバコを吸うという習慣」

例 the influence of acid rain on plants
「酸性雨が植物に与える影響」

例 my love of nature
「私が自然を愛する気持ち」

[熟語]
□run the risk of∼∼という危険をおかす
□make use of∼∼を利用する
□make sense of∼∼を理解する
□take care of∼∼の世話をする
□catch a glimpse of∼∼がちらりと見える
□do the sight of∼∼を見物する
□have a good opinion of∼∼をよく思う
□have a bad opinion of∼∼を低く評価する
□have a good command of∼∼を自在に使いこなす
□take advantage of∼∼を利用する
□make the most of∼∼を最大限に利用する
□lose sight of∼∼を見失う
□be fond of∼∼が好きだ

【2】さいごに

以上、「前置詞of」を核心「分離」から説明してきました。

前置詞を苦手にしている人は多いです。
それもそのはず。こういう人は、前置詞の複数の意味を全く関連なく丸暗記しようとしています。

でも、それは非効率です。
今回紹介してきたように、前置詞は1つの核心から考えることができます。
その核心から意味が派生しているだけです。

こうやって理屈から理解していけば、もっと効率よく覚えれるし、応用も効きます。なによりも楽しいです。

今後も、「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信し続けていいきます。

また、僕と同じように「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに発信し続けている講師がいます。「関正生」講師です。ぜひ、興味がある方は次の記事もご参照ください。関正生講師が担当しているスタディサプリについてです。

スタディサプリTOEICの関正生講師とは?スタディサプリTOEICの関正生講師について知りたくありませんか? 本記事では、スタディサプリTOEICの関正生講師について解説していきます。 スタディサプリTOEICの関正生講師について知りたい人は必見です!...

英文法のまとめ記事一覧