丸暗記英語からの
脱却。
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英語

【英語】〈of+抽象名詞〉と〈with+抽象名詞〉【例文あり】

【1】【英語】〈of+抽象名詞〉と〈with+抽象名詞〉

結論から言うと、次のとおりです。

・of + 抽象名詞 = 形容詞

・with + 抽象名詞 = 副詞

※抽象名詞:性質・状態・動作など無形のものや、抽象的な概念などを表す名詞。

では、次の章から具体例を交えつつ、ひとつひとつ解説していきます。

【2】of + 抽象名詞 = 形容詞

2-1.〈of + 抽象名詞 = 形容詞〉の具体例

まずは、〈of + 抽象名詞 = 形容詞〉からです。代表的な具体例を見ていきましょう。

□of use=useful「役に立つ」
□of importance=important「重要な」
□of value=valuable「貴重な」
□of worth = worthy 「価値ある」
□of fame=famous「有名な」
□of help=helpful「助けになる」
□of courage=courageous「勇気のある」
□of beauty=beutiful「美しい」
□of sense=sensible「分別のある」
□of ability=able「可能な」
□of culture= cultured「教養のある」
□of promise= promising「前途有望な」
□of learning= learned「学識のある」

2-2.例文も確認

That book is of use to me.
=That book is useful to me.
(あの本は私には役立つ)

This old coin is of value.
=This old coin is valuable.
(この古コインは価値がある)

パンダ君
パンダ君
be動詞の後ろにいきなりofが来るので、この知識がないとびびってしまいがち。

【3】with + 抽象名詞 = 副詞

3-1.〈with + 抽象名詞 = 副詞〉の具体例

次は〈with + 抽象名詞 = 副詞〉です。では、代表的な具体例を見ていきましょう。

□with ease=easily「容易に」
□with care=carefully「注意深く」
□with fluency=fluently「流ちょうに」
□with precision=precisely「正確に」
□with courage=courageously「勇気を持って」
□with accuracy=accurately「正確に」
□with kindness=kindly「親切に」

パンダ君
パンダ君
〈of+抽象名詞〉は知っていたけど、〈with+抽象名詞〉は知らなかったって人も多いと多いと思います。

3-2.例文でも確認

I solved this problem with ease.
= I solved this problem easily.
(私は簡単にこの問題を解決しました)

He teaches me English with kindness.
=He teaches me English kindly.
(彼は親切に英語を教えます)

〈of+抽象名詞〉と違い、〈with+抽象名詞〉の場合は、知らなくても直訳で結構うまく訳せるかなと思います。

【4】〈前置詞+抽象名詞〉の発展編

ここからは、ちょっと内容が難しくなりますので、余裕のある方だけ読んでください。
次の3つについて解説していきます。

・of+形容詞+抽象名詞

・of+no+抽象名詞

・of/with以外の前置詞+抽象名詞

4-1.of+形容詞+抽象名詞

今までは、〈of+抽象名詞〉のシンプルなパターンを見てきましたが、ここではちょっと複雑な〈of+形容詞+抽象名詞〉を見ていきます。

結論は次のとおりです。

of+形容詞+抽象名詞:副詞+形容詞

ちょっとピンと来ないかもです。
例文を見ていきましょう。

This point is of great importance.
= This point is very important.
(このポイントは非常に重要であります)

great(形容詞)をvery(副詞)に変えるのがポイントです。
形容詞は名詞を修飾し、副詞は名詞以外(形容詞など)を修飾するので、しっかりと変える必要があります。

他にも、次のような難しいものもあります。

He is of world wide fame.
=He is famous in the world.
(彼は世界的に有名です)

さらにさらに次のようなパターンもあります。

This tool is of some use.
=This tool is a little useful.
(この道具はいくらか役に立つ)

パンダ君
パンダ君
これはちょっと難しすぎですね…。

4-2.of+no+抽象名詞

of+形容詞+抽象名詞の応用です。
早速、例文を見ていきましょう!

His advice is of no use.
=His advice is not useful.
(彼のアドバイスは役立ちません)

noは形容詞であり、notは副詞になります。

あるいは、次のように、uselessを使って書き換えることもできます。

His advice is useless.

さらにもう一つ。

That stone is of little value.
= That stone is valueless.
(あの石は価値がありません)

littleは否定で「ほとんど〜ない」って意味なので、ほぼnoと同じといえます。

4-3.of/with以外の前置詞+抽象名詞

of/with以外にも、次のようなパターンもあります。

I met him by accident.
=I met him accidentally.
(偶然に彼に出会った)

I live at leisure.
=I live leisurely.
(私はのんびりと生活しています)

I have taken someone’s umbrella by mistake.
=I have taken someone’s umbrella mistakenly.
(間違って人の傘を持ってきてしまった)

There are no problems in particular.
=There are no problems particularly.
(特に問題はない)

パンダ君
パンダ君
基本的に、これらは熟語として覚えているものが多く、敢えて「前置詞+抽象名詞」と考えてやる必要はなしです。

【5】まとめ

・of + 抽象名詞 = 形容詞

・with + 抽象名詞 = 副詞

・of+形容詞+抽象名詞:副詞+形容詞

・of no use=not useful=useless

・of/with以外の前置詞+抽象名詞もあり

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

Good luck!

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