Contents
【0】動画で解説
【1】助動詞と代用表現
結論から言うと、次のとおりです。
・助動詞→主観的
・代用表現→客観的
上記のとおり。
今回紹介するのは、次の3つです。
助動詞 | 代用表現 | |
~しなければいけない | must | have to |
~する予定 | will | be going to |
~したものだ | would | used to |
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
1.mustとhave to「〜しなければいけない」
mustは主観的な義務であり、have toは客観的義務です。
次の2つはどんな違いがあるでしょうか?
I must stop smoking.
I have to stop smoking.
mustの方は主観的なので、自分の決心を表す理由がきます。たとえば、「タバコを吸っている自分て、カッコ悪いよなぁ」などの理由です。
一方で、have toの方は客観的。外部からの強制的な理由です。たとえば、「会社の方針として、タバコをやめないといけない」などの理由です。
2.willとbe going to「〜する予定」
willは主観的であり、be going toほ客観的です。
次の2つの英文の違いはどうでしょうか?
I will visit Tokyo tomorrow.
I am going to visit Tokyo tomorrow.
willは主観的なので、単なる予測や今パッと思いついた場合に使われます。だから、「テレビで東京を特集していて、あっ、明日東京行こう!」って時に使います。
一方で、be going toは客観的なので、客観的な証拠があったり、前から決まっている予定に使います。だから今回は、「修学旅行で明日東京に行くことが決まっている」といった場合に使われます。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル4の問題(5段階)
予期せず電話が鳴って…
I ( ) answer it.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) June 4, 2022
3.wouldとused to「昔は〜したものだ」
wouldは主観的であり、used toは客観的です。
次の英文の違いはどうでしょうか?
I would play tennis here.
I used to play tennis here.
wouldとused toの決定的な違いは、 used toの方が客観的なので、過去と現在を対比して見ることができます。故に、used toの方は、「昔はよく〜した。(けど今はそうではない)。」っていう含みがあります。wouldは単なる回想に過ぎないです。
【2】まとめ
・助動詞→主観的 / 代用表現→客観的
助動詞 | 代用表現 | |
~しなければいけない | must | have to |
~する予定 | will | be going to |
~したものだ | would | used to |
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