TOEIC初心者
こういう疑問に答えます。
本記事の対象
・TOEICのリスニングの勉強法を知りたい人
・TOEICのリスニングで点数を上げたい人
・TOEICの勉強初心者
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れている。
TOEICのリスニングの勉強法
まずは、TOEICのリスニングの概要を確認していきましょう。
リスニングセクションは、Part1〜4まであり、合計約46分。
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 応答問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
合計 | 100問 |
TOEICのリスニングができない主な原因は、次の3つにまとめることができます。
・そもそも聞き取れない(リスニング力がない)
・TOEICの設問パターンに慣れていない
・途中で内容を忘れてしまう
上記の3つを改善するような勉強法が必要である。では、具体的な対策方法を話していこう。
・TOEICのリスニングの勉強法
主に次の3つの勉強法をやります。
・リスニング力を上げる
・TOEICのパターンに慣れる
・当事者意識を持って聴く
上記のとおりです。
1つ1つ説明していきますね。
・リスニング力を上げる
TOEICのリスニング力を上げる方法は、次の3つです。
・ディクテーション
・シャドーイング
・リスニング
ディクテーションとは、「英語の音声を聞いて、文字に書き起こす方法」です。Part1と2で実践します。なぜならば、Part3と4は、本文が長過ぎて、全てを書き起こすのは、スーパーハードだからです。
シャドーイングとは、「音声の音に少し遅れて発音する方法」です。Part3と4で実践します。コツは、実際に声に出さなくても口パクでもOKです。なぜならば、声に出してやろうとすると、かなり難しく、特に初心者には厳しいです。
基本的には、次の3工程で進めていけばOKです。
1.設問に答える(限界まで何回も繰り返す)
↓
2.ディクテーション/シャドーイング
↓
3.スキマ時間でリスニング
・TOEICのパターンに慣れる
TOEICのリスニングの勉強法の2つ目は、「TOEICのパターンに慣れる」というものです。
というのも、TOEICはパターンが決まっています。
例えば、Part4の広告のパターンは次のようになります。
・導入
↓
・自慢話、特典
↓
・問い合わせ先
広告は上記のパターンが決まっています。
このパターンが分かっていると展開が読みやすく、ずっと聞き取りやすくなります。
なので、「TOEICのパターンに慣れる」というのが大切です。
具体的には、上記に挙げた「スキマ時間でリスニングを繰り返す」を実践することで、体にパターンを染みつかせていきます。
・当事者意識を持って聴く
TOEICのリスニングの勉強法の3つ目は、「当事者意識を持って聴く」です。
これにより、「話の内容を忘れてしまう」というのを防ぐことができます。他人事だと聞いてしまうから印象に残らないのです。自分事だと思って聴くと短期記憶できます。
例えば、「期限が早まり、明日は日曜日だけど出勤してもらいたい」みたいなトークがあったときに、「えっ!日曜日にかよ!」みたいなツッコミを入れる感じです。
こうやって、自分事と考え、ツッコミを入れながら聴くと、記憶に残り、設問を解くときに「なんだったっけ?」ってことを防げます。
・おわりに
以上、TOEICのリスニングの勉強法について話していきました。
ここまでをまとめましょう。
・リスニング力を上げる(ディクテーション、シャドーイング、リスニング)
・TOEICのパターンに慣れる(TOEICはパターンが決まっており、それを体に染み込ませることで、展開が読みやすくなる)
・当事者意識を持って聴く(こうすることで、記憶に残りやすく、設問解答時に、忘れることを防げる)
ぜひ、上記の3つの方法を実践して、目標点数を突破してもらいたい。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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