こういった悩みを解決します。
本記事の内容
・TOEICのPart3.4の正しい暗唱方法とは
・暗唱する3つの理由とは
・暗唱する際に注意すべきこと
Contents
【1】TOEICのPart3.4の正しい暗唱方法
繰り返すことで自然と覚えることです。
【2】正しい暗唱方法の手順
次のとおりです。
① 公式問題集を解く
↓
② 解答を見ながら精読する
↓
③ リピーティング
↓
④ シャドーイング
↓
⑤ 1.3倍速で聴きまくる
上記のとおりです。
ひとつひとつ深掘りしていきましょう。
① 公式問題集を解く
使う題材は「TOEIC公式問題集」です。
これだけです。それ以外は使いません。
TOEIC公式問題集のみ暗唱する
暗唱する気持ちで取り組む以上は、複数の教材に手を出すことはできません。そう考えると、公式問題集一択になります。公式問題集が本番の試験に最も近いので、それを使うべきです。
② 解答を見ながら精読する
何度も復習して覚える以上、精読した方がいいです。構文をしっかりと書き込んでいくといいです。
そうやって、きちんと理解した英文を暗唱することに大きな意味があるのです。わけも分からないのにただ丸暗記しても意味はありません。
③ リピーティング
テキストを見ながら、音声と一緒に発音する方法です。
コツとしては、「話者になりきること」です。そうすることで、より内容に入っていけますし、何よりも楽しく学ぶことができます。
④ シャドーイング
テキストを見ないで、音声に少し遅れて発音する方法です。これはなかなか難しいので、無理して完璧にできる必要はありません。
リピーティングのおまけとして、やるくらいの気持ちで良いです。これも完璧になるまでやろうとすると、前に進みません。
⑤ 1.3倍速で聴きまくる
スキマ時間で聴きまくることです。できれば、声に出さないまでも、唇を動かすだけのシャドーイングを実施することです。それだけで集中力が上がります。
以上、こうやって、何度も何度も聞くことです。自然と英文を暗唱できるくらいになっていくといいです。
無理して覚えようとするのは大変です。そもそも覚えるのが目的ではありません。あくまでパターンを体に染み込ませるためのものなので、自然と覚えれればいいやくらいの気持ちでやると良いです。
【3】暗唱する3つの理由とは
下記の通りです。
① TOEICのパターンを体に染み込ませれる
② 語彙・英文法・英語構文を学べる
③ リスニング力がつく
① TOEICのパターンを体に染み込ませれる
TOEICはパターンが決まっています。Part3.4も例外ではありません。例えば、part3のひとつの例だと…
女性:もしもし、◯◯病院です。
男性:今週の金曜日の予約ですが、会社の会議が急に入ってしまい行けなくなりました。来週の月曜日はいかがでしょうか?
女性:すいません。月曜日は、埋まってしまっています。火曜日の午前中はいかがでしょうか?
男性:ちょっと待ってください。スケジュール帳を取ってきます。
上記のとおりです。
病院への電話はこういった流れが多いです。大抵、何か不都合が起きてキャンセルをします。そして、別の曜日にお願いするけど、都合が合わなくて、別の曜日を勧められて、確認する。
このように、TOEICはパターンがある程度、決まってくるんです。だから、これを知っているのと知らないのとでは、全然、聞こえ方が違ってくるわけです。
そういうわけで、公式問題集を何度も何度も復習することで、自然と体に染み込ませていくのが良いのです。
② 語彙・英文法・英語構文を学べる
暗唱することで、語彙が覚えれるのはもちろんですね。
それに加えて、精読をこなした英文を暗唱することで、英文法・構文把握も身につけることができます。
③ リスニング力がつく
当然のことながら、リスニング力がつきます。また、1.3倍速で聴きまくることにより、等倍速の音声がゆっくりに聞こえる効果もあります。
ちなみに、1.3倍速以上にしてしまうと、音声の質が下がるので、1.3倍速が良いです。1.3倍速で聞いているだけで、十分、本番の音声はゆっくり聞こえます。
【4】注意点
最後にTOEICの暗唱の際の注意点です。すでに述べてきたことですが、下記のとおりです。
・無理して暗唱しようとせず、自然と身体に染み込ませる
・TOEIC公式問題集のみ使う
・英文を精読した後に暗唱する
【5】まとめ
以上、TOEIC Part3.4の正しい暗唱方法について話していきました。
1番のポイントは、「繰り返すことで自然と身体に染み込ませていく」という方法です。無理して暗唱する必要はありません。