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英文法

間違いから生まれた英文法

【1】「時・条件を表す副詞節の中では…」

今回は文法の中で最も試験に出るポイントを解説していきます。今回もパンダ君が予備校講師、オオカミ君が勉強を始めた不良生徒という設定で講義形式で解説していきます。

パンダ君
パンダ君
「時・条件を表す副詞節の中では…」。この続きを言えるでしょうか?
オオカミ君
オオカミ君
う~ん、なんか聞いたことがあるようなフレーズだなぁ。
パンダ君
パンダ君
この続きを言えるかどうかで、僕にとって、生徒が英文法の勉強をしているかどうかを判別する指標になっています。
オオカミ君
オオカミ君
なるほどなぁ。パンダ君の質問は意味のあるものなのだな。
パンダ君
パンダ君
続きは、「…未来のことも現在形」です。

   「時・条件を表す副詞節の中では未来のことも現在形」

パンダ君
パンダ君
 厳密に言うと、4つの条件が揃って初めて現在形になります。「時・条件」「副詞節」「中」「未来のこと」です。ただし、試験で問われる98%以上が「副詞節」かどうかです。要は「副詞節→現在形」です。論より証拠ということで、例題で確認していきましょう。

   I’ll tell him the truth if he (     ).
①will come ②comes

パンダ君
パンダ君
I’ll tell him the truthはSVOOの第4文型です。以下はMですからif節は副詞節です。よって、未来のことも現在形なので答えは②comesですね。もうひとつ、例題をやってみましょう。

   I don’t know if he (     ).
①will come ②comes

パンダ君
パンダ君
今回はif節がknowの目的語(O)ですから、if節は名詞節です。よって、未来のことは通常通り、willを使って表します。答えは①will comeですね。

【2】昔は「原形」だった⁉︎

実は、昔は「現在形」ではなくて「原形」が使われていました。これを知っている人は講師でもごくわずかです。なぜ、「原形」なのか?その理由を明らかにしていきましょう。

パンダ君
パンダ君
実は、昔は「現在形」ではなくて「原形」が使われていました。
オオカミ君
オオカミ君
えっ!?なぜに???
パンダ君
パンダ君
時・条件を表す副詞節というのは、「〜する時」や「もし〜ならば」といったまだ起きていない場合ですよね。ですから、現在形や過去形といったものではなくて、動詞の素の状態である原形が使われていたんです。たとえば、次のように原形が使われていました。

   If it be rainy tomorrow,I’ll stay at home.
「もし明日雨ならば、私は家にいる」

パンダ君
パンダ君
このように、昔は原形beが使われていたんです。でも、ある頃から、「“it be”は変だ!」と言いはじめるようになり、「it is」に変わってしまったのです。
オオカミ君
オオカミ君
なるほど、そんな歴史があったのかぁ。
パンダ君
パンダ君
今は「現在形」というのがすっかり定着してしまいましたが、元々は「原形」だったんですよね。

☆ まとめ ☆

「時・条件を表す副詞節の中では未来のことも現在形」
昔は「現在形」ではなくて「原形」だった!