丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【英語】couldとwas able toの違い・使い分け

【1】couldとwas able toの違い・使い分け

1-1.could ≠ was able to

couldもwas able toも日本語では「〜できた」って訳すけど、次のように、かなり違います。

・could :過去のある期間、継続して「〜できていた」という能力を表す。

・was able to:過去のあるときに「〜することができた」という、一回限りの出来事を表す。

1-2.例文で確認

I could run fast when he was young.
(若い頃、速く走ることができた。)

I was able to run fast on the school festival yesterday.
(昨日、体育際で速く走ることができた。)

前者は、“走る能力があった“ってニュアンスで、後者は“実際に速く走った“って意味です。

1-3.クイズ

どっちの方が自然な英文でしょうか?

[問題]
He (  ) pass the examination.
(彼はその試験に合格できた。)

⑴ was able to ⑵ could

これは「過去の一回限りの出来事」を表すから、⑴ was able to が正解です。

[正解]
He (was able to) pass the examination.
(彼はその試験に合格できた。)

パンダ君
パンダ君
ひとまず、ここまでで終わりです。下記からは、発展的な内容になるので余裕のある方のみ、お読みください。

【2】couldとwas able toの違い・使い分け(発展編)

2-1.否定文の場合は、could =was able to

否定文の場合は、couldもwas able toも同等に扱います。

I couldn’t sleep during the flight.
(飛行機の中では寝られませんでした。)

I wasn’t able to sleep during the flight.
(飛行機の中では寝られませんでした。)

否定の場合、「能力的に出来なかった」=「実際にできなかった」はほぼ同じことを意味するからです。

2-2.couldを使う場合

couldを使うのは次の3つの場合です。

・過去にあった能力「〜できた」

・感覚を表す動詞と用いる場合

・仮定法や婉曲表現の場合

上記のとおり。

ひとつひとつ説明していきますね。

・過去にあった能力

I could run fast when he was young.
(若い頃、速く走ることができた。)

これは先に設定した通り、継続的な過去の能力を表します。

・感覚を表す動詞と用いる場合

I could see Mt. Fuji from there yesterday.
(昨日、そこから富士山が見えました。)

感覚を表す動詞(see, hear, understand 、realizeなど)の場合は本質的には実現可能性を含むので、was able toと同様に、couldで「〜できた」の意味を表せます。

・仮定法や婉曲表現の場合

I could have beaten him.
「彼をやっつけることができただろうに(しなかったけど)」

Could you open the window?
「(もしよろしければ)窓を開けてくれませんか?」

It could be true.
「それは(もしかしたら)本当かもしれない」

過去形の核心は「離れる」なので、「現実から離れている→仮定法」、「一歩離れて発言する」→「婉曲的な表現」になります。

【3】☆ まとめ ☆

・could :過去のある期間、継続して「〜できていた」という能力を表す。

・was able to:過去のあるときに「〜することができた」という、一回限りの出来事を表す。

・couldを使うのは「過去にあった能力」「感覚を表す動詞と用いる場合」「仮定法や婉曲表現の場合」の3つ。

 

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

Good luck!