丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語 PR

【会社】company / firm / corporation / businessの違いは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
パンダ先生
パンダ先生
今日は「company / firm / corporation / business」について学習しましょう。

オオカミ君
オオカミ君
おう。「会社」にも色々とあるんだな。

パンダ先生
パンダ先生
そうですね、ちょっと上級者向けの内容ですが、これを理解することでより深く英文を理解できると思います。では、始めていきましょう!

【0】動画で解説

【1】さまざまな「会社」

ひと言で言うと、次のとおりです。

・company: (一般的な) 会社

・firm:(共同経営の) 会社

・corporation:大企業

・business:(少人数の)会社

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!かなり変わってくるんだな。

パンダ先生
パンダ先生
そうだね。自分で使う時は、迷ったらcompanyを使えばOKです。では、一つ一つ見ていきましょう!

1-1.company: (一般的な) 会社

companyは「会社」を表す最も一般的な語です。規模の大小を問いません。

I wanted to work for the company.
(私はその会社で働きたいです)

オオカミ君
オオカミ君
ふむ、この英文だとこの会社が大きいのか小さいのかなど全くわからないって感じだな。

パンダ先生
パンダ先生
そうですね。ちなみに、語源は「共に(com)パン(pan)を食べる」→「仲間」→「会社」へと派生しました。

オオカミ君
オオカミ君
へぇ〜、面白い!

1-2.firm:(共同経営の) 会社

firmは専門家による2人以上の合資で経営される会社です。

He worked at a law firm.
(彼は法律事務所に働いていた)

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。法律事務所には弁護士や税理士などなど、それぞれの能力を持つ個人がチームとして仕事をしているもんな。

パンダ先生
パンダ先生
その通りです!firmは「堅い」って意味もあるけど、会社はちょっとやそっとじゃぶれない堅固なイメージがありますね。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

1-3.corporation:大企業

corporationは法人化された大きな「会社」で、大規模な会社、すなわち、大企業って意味で使われます。

Toyota is a famous corporation in the world.
(トヨタは世界で有名な大企業です)

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!TOYOTAやSONYってイメージだな。

1-4.business:(少人数の)会社

businessは比較的小規模な会社やお店に使われます。

He started his own business.
(彼は自分の会社を始めた)

オオカミ君
オオカミ君
ふむ。なんかこの例文の感じも小規模なイメージだな。

パンダ先生
パンダ先生
そうですよね。businessは「仕事」以外にも「会社」って意味があるので注意です。

オオカミ君
オオカミ君
うむ、確かに!

【2】☆ まとめ ☆

[さまざまな「会社」]

・company: (一般的な) 会社

・firm:(共同経営の) 会社

・corporation:大企業

・business:(少人数の)会社

以上、「さまざまな会社」について学習していきました。かなりレベルの高い話ではありますが、この違いが分かると、より深く英文を読めると思います。

鬼塚英介

また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。