こういう疑問に答えます。
✔本記事の内容
・英作文の勉強手順【過去問確認︎例文暗記︎実践の順番です】
・英作文の勉強法のコツ【和文和訳など】
この記事を書いている僕は、大学入試の英語予備校講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。
Contents
【1】大学入試の英作文勉強法
結論から言うと、次のとおりです。
1.過去問をチェック
2.基本知識を身につける
3.例文暗記
4.実践問題に取り組む
5.過去問をやる
上記のとおりです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1-1.過去問をチェック
まずは、志望大学の過去問をチェックします。なぜならば、大学によって英作文の種類は大きく異なるからです。そもそも、英作文がない大学だってあります。たとえば、自由英作文or和文英訳なのか、字数制限はどれくらいなのか、表や写真をもとに答えるのか、などなどです。こんな感じで、大学によって対策は大きく変わってくるので、まずは志望大学の過去問をチェックです。
1-2.基本知識を身につける
次に、基本知識を身につけます。そもそも英単語や英文法が知らなければ、話にならないからです。たとえば、sayとtellは同じ「言う」って意味でも、tellは〈tell+人+物〉の形を取れますが、sayはこのような形は取れません。このような基本知識がないといくら英作文を書いても、大学入試の英作文は減点法式なので、高得点を取れません。なので、まずは基本知識を身につけます。
1-3.例文暗記
次は、例文暗記です。ひとまず代表的な英文を暗記してしまった方が速いです。そうやって英文的に間違いない英文を暗記した方が手っ取り早いです。たとえば、「ドラゴンイングリッシュ基本英文100」や「新・基本英文700選」や「英作文基本300選」などの典型的な問題集を使って、例文を暗記してしまうことです。
1-4.実践問題に取り組む
次に、実践問題に取り組んでいきます。実際に自分で書こうと思うと意外と書けないものです。たとえば、「空気汚染」を英語にしてって言われて、すぐ書ける人は、結構います。でも、air pollutionを日本語にしてって言われると、ほとんどの人が答えれます。そんなわけで、この「日本語︎英語」をスムーズに出せるように訓練していきます。
1-5.過去問をやる
最後に過去問をやって仕上げていきます。目的としては、志望大学の過去問のくせに慣れるためです。たとえば、北海道大学の英作文は自由英作文でも、agreeかdisagreeかを指定されるパターンがあったり、英文を読んでから、それをもとに英作文を求めたりしてきます。こんな感じで、志望大学によって、クセがあるので、過去問を徹底的にやることが大切です。
【2】大学入試の英作文の勉強法のコツ
結論から言うと、次の3つです。
・実際に書いてみる
・和文和訳の力が大切
・英作文の学習時期を焦らない
上記のとおりです。
ひとつひとつ説明していきますね。
2-1.実際に書いてみる
1つ目のコツは、実際に書いてみることです。なぜならば、実際に書くことで書ける書けないが明らかになるからです。答えを見たら、なんか書けそうに思えますが、実際に書くとなると意外と書けないものです。なので、実際に書いてみることが大切です。
2-2.和文和訳の力が大切
2つ目のコツは、和文和訳の力を付けることです。なぜならば、メッセージを伝えることが大切だからです。たとえば、「ネコの手も借りたい。」をそのまま英語にしても意味不明です。なので、和文和訳をして、「ネコの手も借りたい」︎「私はとても忙しい」なので、I am very busy.って英作文をすればいいんです。こんな感じで、いかに自分の使える英語に和文和訳をしていくかが大切です。
2-3.英作文の学習時期を焦らない
3つ目のコツは、英作文の学習時期を焦らないことです。 1のところで説明したように、英作文では、まずは基本知識がなければ意味がありません。つまり英文法と英単語をやり長文読解ができるようになって初めて英作文の勉強に取り組むことになります。そう考えると、英作文の学習を始めるのは、7〜8月くらいからです。焦って英作文の学習を始めても、ほとんど効果はありません。なので、英作文の学習時期を誤らないことが大切です。
【3】☆ まとめ ☆【大学入試の英作文の勉強法】
いかがでしたか?
大学入試の英作文の勉強法について解説していきました。ここまでをおさらいしましょう。
・学習手順(過去問確認︎基本知識︎例文暗記︎実践問題︎過去問実践)
・実際に書いてみる
・和文和訳の力が大切
・英作文の学習時期を焦らない
ぜひ、今回紹介した方法を参考にして、英作文を得点源にしてください。では、ここでおしまいにします(`・ω・´)ゞ