Contents
【0】動画で解説
【1】eachとeveryの違い
結論から言うと、次の通りです。
each | every | |
単数扱い?複数扱い? | 単数 | 単数 |
品詞 | 形容詞/名詞 | 形容詞 |
ひとつひとつ説明していきますね。
・eachとeveryは単数扱い
eachとeveryは、「それぞれ」って意味だから複数をイメージさせますよね。でも、単数扱いなんです。
例文で確認しましょう。
Every student passed the test.
(それぞれの生徒が試験に合格した)
Each house has a small yard.
(それぞれの家に小さい庭がある)
上記のとおり。
覚え方は、「毎日」のことを「every day」って言いますよね。「every days」って言いませんよね。なので、everyは単数扱いです。
eachとeveryは両方とも「それぞれ」って訳しますが、ニュアンスは異なります。その違いについては、後ほど詳しく解説していきます。
・eachとeveryの品詞
eachとeveryの品詞は次の通りです。
・each:形容詞/名詞
・every:形容詞
こんな感じで、両方とも「形容詞」はありますが、eachだけが名詞を持ちます。
実際に例文で確認してみましょう。
○ Each student passed the test.
○ Every student passed the test.
○ Each of the students passed the test.
× Every of the students passed the test.
なんか紛らわしくて覚えれないって人は、「Every of the students とだけは言えない」って感じで覚えておくとよいです。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル3の問題(5段階)
( ) passed the test.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) February 19, 2021
【2】話を深堀りしていきます。
ここまででキツイって人は、サラッと読むだけでOKです。
次の2つについて解説していきます。
・eachとeveryのニュアンスの違い
・以外にも単数扱い
上記のとおり。
ひとつひとつ説明していきますね。
・eachとeveryのニュアンスの違い
eachとeveryは「それぞれ」って同じ訳し方をしますが、ニュアンスは次の通り、異なります。
・every:個々を意識しつつ全体について述べる
・each:個々を個別に述べる
上記のとおり。
例文で確認しましょう。
The president presented a diploma to every student.
(校長は全ての生徒に卒業証書を渡した)
The president presented a diploma to each student.
(校長はそれぞれの生徒に(一人ずつ)卒業証書を渡した)
everyの方はそれぞれに手渡しで渡したわけではありません。イメージとしては代表者が1人出てきて、その代表者が全員分を受け取ったのかなってイメージです。
一方で、eachの方は、それぞれが手渡しで卒業証書を受け取ったイメージです。
・以外にも単数扱い
次の英単語は以外にもそれぞれが単数扱いです。
・each
・every
・either
どの単語も複数をイメージさせますが、単数扱いになります。覚え方のコツは「全部eからスタートしていること」に着目です。
ちなみに、allやbothなど、その他の複数をイメージさせる単語は、そのまんま複数扱いです。
・Twitterで問題を出してみたところ...
レベル3の問題(5段階)
( ) passed the test.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) February 19, 2021
かなり、回答が分かれました(>_<)
【3】おわりに
以上、「eachとeveryの違い」について解説していきました。
☆ まとめ ☆
2人 | 3人以上 | |
すべて | both | all |
任意の | either | any |
すべて~ない | neither | none |
では、ここでおしまいにします。(`・ω・´)ゞ
ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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