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【本音】TOEIC参考書オススメランキング5選!

【0】動画で解説

【1】TOEIC参考書オススメランキング5選!

1.公式問題集

まずは、やっぱり公式問題集が第1位です。実はTOEICには過去問が存在しません。そして、この公式問題集は、TOEICのテストを作成している会社が作成したものになります。故に、TOEIC公式問題集が事実上の過去問になります。どんな試験でもそうですが、過去問を制するものが試験を制すると言われています。故に、この公式問題集をいかにやり込むかが大切になってきます。また、リスニングの音声は本番と同じ音声というのもかなり大きいかなと思います。これを書いている現時点(2024年11月21日)では、公式問題集11が最新のものになります。そして、基本的には最新のものから順にやっていきましょう!

2.TOEIC L&Rテスト英単語ターゲット1100

英語の学習に英単語帳は必須です。そして、TOEICの英単語帳もまた、いろいろとたくさんあるのですが、僕はこのターゲット1100をおすすめします。ターゲットシリーズは受験英語ではかなり王道の英単語帳です。でも、TOEICとなると、それほどではありません。しかし、僕はこれをお勧めします。まず、英単語の選抜が優れています。実際、この単語帳をやった後にTOEIC公式問題集を解いてみるとわかりますが、かなりの的中率です。それくらい厳選された英単語を集めている感じです。また、英単語帳の配列が非常に見やすく学習しやすいです。さらに、アプリも無料ダウンロードできるので、スキマ時間でも学習しやすいのでオススメです。ちなみに、TOEIC界での、王道の英単語帳は「金フレ」と呼ばれる単語帳であり、圧倒的に独走しています。僕がこれをお勧めしない理由は、「日本語→英語」の順で書いており、それを覚えさせるような構成になっているからです。英単語は「英語→日本語」と「日本語→英語」で覚えることでは、全く使われるエネルギーが違います。後者の方が3倍も4倍も辛いです。にもかかわらず、TOEICではリスニングとリーディングしか問われないので、「英語→日本語」さえできればOKです。故に、僕は金フレはお勧めしません。

3.公式TOEICトレーニング 2

こちらは1で紹介したTOEIC公式問題集の姉妹書であり、ミニ模試になっています。それぞれリスニングとリーディング編があり,模試をするのにオススメです。実際、本格的な模試を丸々やるのは結構大変です。一方で、これくらいのミニ模試だとそれほど大変ではありません。とはいえ、僕の生徒さんには気軽にやるのではなく、1日のすべてのエネルギーを費やすくらいに全力で取り組むよう指導しています。個人的には、試験1〜2週間前に本番に向けて本番力を鍛えていくのにオススメです。Amazon等の評価ではかなり低くなっています。というのも、解説がないからです。答えと日本語訳はあるけど、解説は全くありません。故に、こちらの問題集はかなり低評価です。とはいえ、僕の場合は、あくまで試験本番に向けた本番力を鍛えるという位置付けであり、やり込む必要はないと思っているので、オススメしています。ただし、解説がないので、使い方には要注意です。

4.TOEIC精選模試シリーズ

こちらは、公式問題集もやり込んだし、復習だけだと疲れるって人にオススメの教材です。それぞれリスニングとリーディングが出版されており、1冊に5回分、そして、それぞれ第3シリーズまで出ています。また、総合精選模試という形で1冊出ています。レベル的には、公式問題集よりもちょっと難しめですので、ちょっと負荷をかけて学習したい人にもオススメです。

5.990を獲得する系の問題集

基本的には上記に挙げてきた参考書を使っていくのが良いです。ここでは、TOEIC800点レベルはもう取得しており、さらに上を目指した人向け、900点、満点を狙う人向けの問題集です。こちらは上級者向けです。変に初級者が取り組むと、空回りしてスランプに陥りやすいので気をつけましょう。一応、この中でのおすすめは「極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓」です。取り組みやすい構成ですし、レベル的にも本当に難しいです。

【2】さいごに

TOEICにはさまざまな参考書がありますが、基本的なものをやるのが良いです。ここでは書名を挙げませんが、独特の切り口による参考書や問題集も複数あります。これは売り手側の事情に過ぎません。今までと全く同じものを販売してもなかなか売れませんので。よって、「なんだこれ?」ってものが参考書・問題集の中にはあります。また、Part5が苦手だからと、Part5の問題集をたくさんやる人がいますが、Part5は構文把握ができれば解けるって問題も多く、文法の問題というよりは英文解釈の問題とも言えます。よって、ガツガツ文法対策をするよりも英文解釈力を身につけるのがPart5対策につながりますし、もちろん、他のPartにもつながっていきます。

パンダ先生
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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