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【英文法】so〜that… と so thatの違い【現役英語講師が解説します】

【1】so〜that… と so thatの違い

結論から言うと、次のとおりです。

離れている くっついている
so〜that… / such〜that… / so~as to… so that 〜 / so as to~ / in order to [that]
とても~なので… / …するほど~ ~するために
主節が否定 ⇒ …するほど~ ,so that~⇒その結果~

このように、「離れている」「くっついている」で意味を判別できるんですよね。

ひとつひとつ説明していきますね。

【2】so〜that…など

2-1.2つの意味がある

so〜that…のように、離れている場合は、次のように2つの意味があります。

・とても〜なので…[結果]

・…するほど〜[程度]

上記の通り。

例文で確認しましょう。

I am so busy that I can’t see a movie.
(とても忙しいので英語を見れない)
(映画を見れないほど忙しい)

I was so fortunate as to escape death.
(とて幸運だったので死をまぬがれた)
(死をまぬがれるほど幸運だった)

2-2.否定の場合は注意!

〈so〜〉の部分に否定語句がある場合は必ず「程度」で訳す必要があります。「結果」はダメなんです。例文で確認しましょう。

I am not so busy that I can’t see a movie.

先ほどの例文に「not 」を挿入してみました。この場合は必ず「程度」で訳す必要があります。「程度」で訳すと「映画を見れないほどそんなに忙しくない」ってなります。自然な日本語ですよね。これをもし「結果」で訳してしまうと…「私はそんなに忙しくないので映画を見れない」って変な訳になってしまうんです。

このように、so〜that …って「結果」と「程度」の2つの意味があって、否定の場合は「程度」で訳さなければいけないんです。

なんかすごいメンドーですよね(>人<;)

2-3.soを「それほど」って訳す!

そこで、これを解決する方法が、soを「それほど」って訳す方法です。

soは「それほど」

これで、メンドーなso〜that …も解決です。論より証拠ということで、証明していきましょう。

I am so busy that I can’t see a movie.

soを「それほど」って訳すと「私はそれほど忙しい」になります。すると「それほどってどれほど?」って話になりますから「(どれほどって言ったら…)映画を見れないほどね」って感じです。

このように訳せば、結果だろうと程度だろうとどうでもよい話になります。また、左から読んでいけますから注意読むスピードも上がっていきます。

次に、否定語が入った場合も確認しましょう。

I am not so busy that I can’t see a movie.

これも、考え方は同じです。soを「それほど」って訳すだけでokです。つまり、「私はそれほど忙しくない。(どれほどかって言うと…)映画を見れないほどね」って訳せます。

こうすれば自然な訳を作ることができますし、左から順に読んでいけるので非常に効率いいんですよね。

これからは、soは「それほど」って訳してみてください。

【3】so that 〜 など

3-1.so that 〜:「〜するために」

so that 〜などくっついてる場合は、「〜するために」って意味で、「目的」を表します。例文で確認しましょう。

He studied hard so that he could pass the exam.
(彼は試験に合格するために一生懸命勉強した)

= He studied hard so as to pass the exam.

※ “so that+SV〜“ であり、“so as to+動詞の原形“です。

3-2.“ , so that〜“

結論から言うと、“ , so that〜“ は「… ,その結果〜」って訳します。例文で確認しましょう。

I overslept, so that I missed the train.
(私は寝坊した、その結果、電車を逃した)

このように、“so that〜“は、原則、「〜するために」って意味ですが、カンマがついた“ , so that〜“ は「… ,その結果〜」って訳すんですよね。

3-3.so thatのthatが省略される

実は、so thatのthatは省略されることがあります。たとえば、次のように。

He studied hard so (that)he could pass the exam.
(彼は試験に合格するために一生懸命勉強した)

このように、thatが省略されはことがあるんです。ここで1つ問題が起きます。というのは、「等位接続詞のso」との混同です。つまり、次の2つの例文を見てください。

He fell ill, so he was not able to join the meeting.
(彼は病気になった、それで会議に参加できなかった)

He studied hard so (that)he could pass the exam.
(彼は試験に合格するために一生懸命勉強した)

上記のように、so thatのthatが省略されてしまうと、見た目が同じに見えてしまうんです。では、どうやって判別すればいいのか?

原則、文脈勝負です。ただし、「soの後ろに助動詞がある」場合は、so thatの可能性が高いです。実際、上記の例だと、助動詞couldがありますよね。これは助動詞は気持ちを表す単語であり、「目的」には気持ちがこもるからです。

【4】such that 〜

4-1.such that は例外

such that〜は例外的に、くっついているけど、「結果」の意味で訳します。

S is such that〜:Sはすごいので〜

例文で確認してみましょう。

His talent was such that he succeeded.
(彼の才能はとてもすごかったので、彼は成功した)

このように、such thatは、くっついているけど「結果」の意味で訳すんです。

4-2.such that=so great that

such that=so great thatって考えると、かなりわかりやすくなるかなと思います。
例文で確認しましょう。

His talent was such that he succeeded.

=His talent was so great that he succeeded.

こう考えれば、so〜that…なので、「結果」で訳すのも納得いきますよね。あとは、great「すごい」なので、意味的にも納得いきますよね。

4-3.S is such that = Such is S that

この「S is such that」はよく倒置が起こり、Such is S thatという形になります。
例文で確認しましょう。

His talent was such that he succeeded.

Such was his talent that he succeeded.

このように倒置が起こるんです。まぁ、S is suchはSVCで、SVCはCVSに語順転倒が起こるので、納得です。少しややこしいですけどね(>人<;)

ちなみに、これは僕の勝手な想像ですが、英語圏の人も、S is such thatってくっついていると、「目的」と考えてしまうからなのかなぁって思っています。だから、Such is S thatにすることで、「suchとthatが離れているから結果で訳す」って感じなのではないでしょうか。まぁ、勝手な想像ですが…。

【5】おわりに

以上、「so〜that… と so thatの違い」について解説していきました。ここまでをおさらいしていきましょう。

・such 〜 that…など離れている場合は「結果」と「程度」で訳す

・ただし、否定の場合は「程度」のみ

・so〜thatのsoを「それほど」って訳すと良い

・so that〜など、くっついている場合は「目的」で訳す

・ただし、“ , so that〜”のように、カンマがある場合は「結果」で訳す

・so thatのthatは省略が起こり得る

・その場合の、接続詞のsoとの判別方法は、so thatの場合は助動詞がよく含まれる

・S is such that〜:Sはすごいので〜

・S is such that = Such is S that

上記のとおり。

いろいろとポイントが盛りだくさんですね。
とは言え、このポイントは読解で大活躍しますし、英文法の問題でも頻出するところです。是非、今回の記事を参考にしてマスターしていただければ幸いです。

では、ここでおしまいにします(`・ω・´)ゞ

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