動画で解説
意外な意味を持つ形容詞
2つのグループに分けて説明していきますね。
・第1グループ
第1グループの意味な意味を持つ形容詞は、次の通りです。
・strong「濃い」
・busy「電話が話し中で」
・hot「辛い」
・tough「固い」
・capital「大文字の」
・idle「試合のない」
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・strong「濃い」
strongには「濃い」って意味があります。
例 This coffee is a bit strong.
「このコーヒーは少し濃い」
strongは「強い」って意味は誰でも知っていますよね。でも、今回のように「濃い」って意味でも使われるんですね。
ちなみに、「薄い」は、strongの逆の「weak」を使います。
・busy 「電話が話し中で」
busyには、「電話が話し中で」って意味があります。
例 The line is busy now.
「電話は今話し中です」
「電話回線が忙しい」→「電話が話し中」ってイメージです。
・hot「辛い」
hotには、「辛い」って意味があります。
例 This food is hot.
「この食べ物は辛い」
hotについては、「熱い」「辛い」の両方が同じくらい使われていますね。
「ホットチリ」など、日本語でもよく見かけます。
・tough「固い」
toughには、「固い」 って意味があります。
例 This meat is tough.
「この肉は固い」
最近は、固い食感のグミに、toughが使われていますね。
・capital「大文字の」
capital には、「大文字の」 って意味があります。
例 a capital letter.
「大文字」
capitalは「首都」って意味がありますね。「大都会」「大文字の」で、「大」が共通していますね。
ちなみに、小文字はa small letter.です。
・idle 「試合のない」
idleには、「試合のない」って意味があります。
例 The team is idle today.
「そのチームは今日試合がない」
idleは「怠けている」って意味で覚えていますね。
ちなみに、日本のアイドルは、idol って英語を使います。
・第2グループ
第2グループの意味な意味を持つ形容詞は、次の通りです。
・smart「利口な」
・poor「下手な」
・narrow「かろうじての」
・a good A「十分なA」
・flat「空気の抜けた」
・very「まさに」
・fit「体調がよい」
・otherwise「違って」
それでは、ひとつひとつ説明していきますね。
・smart「利口な」
smart には、「利口な」 って意味があります。
例 He is smart.
「彼は利口だ」
日本語だと「スマート」って言うと、スタイルが良いってイメージですが、英語には、そのような意味はありません。
スマートフォン(smartphone)は、電話もネットも音楽も聴けて、利口な電話のことですね。
・poor「下手な」
poorには、「下手な」って意味があります。
例 She is poor at swimming.
「彼女は泳ぐのが下手だ」
poorは「貧しい」って覚えていますが、「下手な」って意味もあります。どちらも、マイナスのイメージの意味ですね。
・narrow「かろうじての」
narrowには「かろうじて」って意味があります。
例 We had a narrow escape.
「私たちはかろうじて逃げた」
narrowは「狭い」で覚えていますよね。
「狭いところを逃げた」
↓
「かろうじて逃げた」
ってイメージです。
・a good A「十分なA」
goodは、a good Aの形で「十分なA」 って意味があります。
例 a good night’s sleep
「十分な睡眠」→「熟睡」
このように、goodには、「良い」って意味の他に、「十分な」って意味があります。
・flat「空気の抜けた」
flat には、「空気の抜けた」って意味があります。
例 I got a flat tire.
「タイヤがパンクした」
タイヤの空気が抜けると、たいらになりますよね。
・very「まさに」
veryには、「まさに」 って意味があります。
例 It is the very book I have wanted.
「それはまさに私が欲しかった本だ」
veryは、副詞は「とても」で、形容詞は「まさに」って意味です。
・veryの副詞:「とても」
・veryの形容詞:「まさに」
最初に副詞のveryだけ教わってしまうので、副詞が原則だと勘違いしがちですが、形容詞のveryもよく使われます。
・fit「体調がよい」
fit には、「体調がよい」って意味があります。
例 I feel fit.
「私は体調が良く感じる」
フィットネス「fitness」からも、想像しやすいですよね。
・otherwise「違って」
otherwise には、「違って」という意味があります。
例 The truth is otherwise.
「真実は違う」
otherwiseは副詞で「さもなければ」って覚えていると思います。
実は、形容詞の意味もあるんですよね。
☆ まとめ ☆
・strong「濃い」
・busy「電話が話し中で」
・hot「辛い」
・tough「固い」
・capital「大文字の」
・idle「試合のない」
・smart「利口な」
・poor「下手な」
・narrow「かろうじての」
・a good A「十分なA」
・flat「空気の抜けた」
・very「まさに」
・fit「体調がよい」
・otherwise「違って」
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。