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【0】動画で解説
【1】比較級の強調語句
比較級の強調語句には、主に次のようなものがあり、比較級の前に置きます。
・much
・even
・still
・far
・by far
・a lot
…など。
それぞれの訳語を覚える必要はなく、とにかく強調しているんだとわかればOKです。
例文で確認していきましょう。
Hokkaido is much larger than Tokyo.
(北海道は東京よりずっと広い)
Tom is by far taller than Nancy.
(彼トムはナンシーより断然背が高い)
【2】最上級の強調語句
最上級の強調語句には、次のようなものがあり、最上級の前に置きます。
・much
・by far
・far
・very
・far and away
…など。
こちらも比較級と同様に、それぞれの訳語を気にする必要はなく、とにかく強調しているんだとわかればOKです。
This is much the best song.
(これがはるかに最も良い歌です)
Tom is by far the tallest.
(トムがずば抜けて最も背が高い)
・veryの位置に注意
veryの置く位置は、ほかの強調語句と違い、theの後ろに置きます。
This is the very best song.
(これがはるかに最も良い歌です)
※the very best/much the bestの語順に注意です。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル4の問題(5段階)
This is the ( ) best song.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) December 28, 2021
【3】話を深堀りしていきます。
ここまででキツイって人は、サラッと読むだけでOKです。
・比較級のその他の強調語句
比較級の強調語句には、他にも次のようなものがあります。
・a bit 、a little bit(少し)
・somewhat, rather(いくぶん、やや)
・yet(いっそう)
・a great deal, a good deal, considerably
・many more+可算名詞 / much more不可算名詞
【4】おわりに
以上、「比較級と最上級の強調語句」について解説していきました。
英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。
英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。
ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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