【0】動画でサクッと解説
【1】否定文におけるandとorの違い

結論から言うと、not A and Bは部分否定、not A or Bは完全否定です。
・not A and B→部分否定
・not A or B→完全否定
ちょっとわかりづらいですね。例文を見ていきましょう。
I don’t have time and money.
(時間とお金の両方があるわけじゃない)
この英文は、「お金はあるけど時間が全然ないといった忙しいビジネスマン」だったり、あるいは、「時間はたっぷりあるけどお金がないプータロー」みたいなイメージですね。
I don’t have time or money.
(時間もお金もない)
こちらの英文は、時間もお金も両方ない感じです。例えば、めちゃくちゃ働いているけど給料が安すぎるブラック企業勤めの人みたいなイメージです。
最後に問題をやってみましょう。
[問題]
正しいのはどっち?
Don’t drink (and / or)drive.
(飲んだら乗るな)
答えは“and“ですね。飲酒と運転を同時にしてはいけないという部分否定です。もし、“or“にしてしまうと、飲酒もダメだし、運転もしたらダメって意味になってしまいます。
【2】☆ まとめ ☆
・not A and B→部分否定
・not A or B→完全否定
以上、「否定文におけるandとorの違い」について解説していきました。このポイントは解説されることが少ないですが、決定的な違いがあるので、しっかりとおさえておきたいですね。
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