【0】動画で解説
不可算名詞を見分けるポイント
結論から言うと…「具体的な形をイメージできないものは不可算名詞」です。つまり、「輪郭が見えない名詞」です。もうちょっとくだけた言い方をすると『みんなで同じ絵が描けない』です
「具体的な形をイメージできないものは不可算名詞」
この具体的な形がイメージできないものは、次の3つのパターンに分けることができます。
・抽象名詞(見えないもの)
・物質名詞
・総称名詞(ひとまとめのもの)
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
・抽象名詞(見えないもの)
見えないものは、不可算名詞です。
なぜならば、見えないものは具体的な形がイメージできないからです。
例 information「情報」、news「ニュース」、advice「アドバイス」、peace「平和」、work「仕事」、homework「宿題」…など。
上記の名詞は目に見えないものだから、具体的な形がイメージできませんよね。なので、不可算名詞なんです。
たとえば、「information の絵を描いてください」って言われても困りますよね。どんな絵を描けばいいのだろう?ってなりますよね。
・物質名詞
物質名詞は、不可算名詞です。
なぜならば、物質名詞は具体的な形を持っていないからです。つまり、みんなで共通の絵を描くことができないからです。
例 water「水」、wine「ワイン」、sugar「砂糖」、butter「バター」、bread「パン」、paper「紙」、air「空気」…など。
たとえば、「水の絵を描いてください」って言われたら、どうしますか?
水滴、水たまり、コップに入った水、しずく…など共通の絵を描くことができませんよね。
なので、このような名詞は不可算名詞です。
・総称名詞(ひとまとめのもの)
ひとまとめのものは、不可算名詞です。
なぜならば、具体的な形がイメージできず、共通の絵を描くことができないからです。
例 money「お金」、furniture「家具」、baggage「荷物」、equipment「備品」、clothing「衣類」、machinery「機械類」…など。
たとえば、furniture「家具」は、「机やらベットやらタンスなど」をひとまとめにして「家具」ですよね。
money「お金」も、「硬貨や紙幣や小切手など」をひとまとめにして「お金」ですよね。なので、moneyは不可算名詞です。
一方で、coin「硬貨」やbill「紙幣」は具体的な形がイメージできるので、可算名詞です。
「moneyのお金を描いて」って言われても共通の絵を描くことはできません。でも、coinやbillだったら、だいたいみんな同じ絵を描きますよね。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル4の問題(5段階)
I bought ( ) clothing yesterday.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) May 14, 2022
・☆ まとめ ☆
・具体的な形をイメージできないものは不可算名詞
・別の言い方をすると…「みんなで共通の絵を描くことができない」
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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