こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・TOEICで600点をとる参考書
・3ヶ月でTOEIC600点をとる勉強法
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICで600点をとる勉強法(参考書編)
TOEICで600点をとるための勉強法は次の参考書の通りに進めていきます。
1.TEPPAN英単語
2.世界一わかりやすいシリーズ
3.世界一わかりやすい総合模試1
4.TOEIC公式問題集
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1.TEPPAN英単語
まずは、TEPPAN英単語を使います。
数ある英単語帳の中で、この英単語帳を使う理由は次の通りです。
・記憶エピソードが付いている
・超詳細な正答率順だから、覚えやすい
・単語アプリを無料で使える
僕的には、記憶エピソードが付いているのが、かなり大きいと思っています。
なぜならば、これがあるだけで、ずっと覚えやすくなるからです。
例えば、book「予約する」という単語も、「ダブルブッキング(double-booking)」の事、というエピソードがあるだけで、ずっと覚えやすくなります。
なので、英単語帳の中では、TEPPAN英単語をお勧めします。
2.世界一わかりやすいシリーズ
各パート別の対策として、世界一わかりやすいシリーズを使います。
その理由は次の通りです。
・8年間ほぼ毎回試験を受けてきた講師が著者
・各パート別の攻略法と学習法を学べる
・丸暗記なしの理解中心の解説
上記の通りです。
TOEICは、いわば、パターンの戦略の試験です。そのパターン別に進んでいくので、一冊が終わる頃には、自然とパターンを身につけることができます。
もちろん、TOEIC600点を目指す人でも、十分、わかりやすい解説です。
なので、各パート別の対策として、世界一わかりやすいシリーズを使います。
3.世界一わかりやすい総合模試1
仕上げとして、復習として、世界一わかりやすい総合模試1を使います。
これは、先の世界一わかりやすいシリーズの総まとめ的なものです。また、600点を目指す人向けの参考書なので、難過ぎる問題もなく、おススメです。
4.TOEIC公式問題集
最後に、TOEIC公式問題集を使います。
その理由は次の通りです。
・TOEIC公式問題集≒過去問
・TOEICはパターンと慣れの試験
TOEIC公式問題集は、TOEICのテストを作っている会社が発行している参考書です。なので、いわば過去問みたいなものなのです。
また、TOEICはパターンと慣れの戦略の試験です。なので、TOEIC公式問題集を何回も繰り返すことで、パターンや問題の癖に慣れることが大切です。
実際、僕はTOEIC公式問題集を何十回いや何百回と繰り返しています。
そういうわけで、TOEIC公式問題集がおススメです。
【2】TOEIC600点をとる勉強法(3ヶ月計画)
では、実際に、TOEICで600点をとるための勉強の進め方を紹介していきます。
基本的には上記に挙げた参考書を使って、次の順番で進めていきます。
1.TEPPAN英単語
2.世界一わかりやすいシリーズ
3.世界一わかりやすい総合模試1
4.TOEIC公式問題集
これを3ヶ月計画で進めていきます。
・0〜30日目
最初の30日でやるのは、「TEPPAN英単語」と「世界一わかりやすい(パート5、6) 」です。
なぜならば、この2つの参考書で英語の基本知識を学ぶためです。
この英単語帳には、1000単語収録されています。具体的には、次のように覚えていきます。
1日目:1〜200覚える
2日目:201〜400を覚える
3日目:401〜600を覚える
4日目:601〜800を覚える
5日目:801〜1000を覚える
6日目:1〜200を覚える
7日目:201〜400を覚える
…
29日目:601〜800を覚える
30日目:801〜1000を覚える
このように、進めていけば、5日間で一周して、それを6回できるわけです。
英単語を覚えるかどうかは、どれだけ短期間で何回も繰り返すかが大切なので、それに最も適合した方法です。
・31〜60日目
31〜60日目でやるのは、「世界一わかりやすいTOEIC(Part1〜4)」と「世界一わかりやすいPart7)」です。
これを30日間で終わらせる計画で進めていきます。
学習法に関しては、詳しくは、各参考書に書いてあるので、その通りに進めていきます。
あとは、レッスン数に合わせて工程表を作り、淡々とコツコツと進めていきます。
・61〜90日目
最後の30日間で、「世界一わかりやすい総合模試1」「TOEIC公式問題集」をやります。
ポイントを箇条書きすると次の通りです。
・それぞれ2回ずつの合計4回の本番と同じ形式の問題
・TOEIC公式問題集は最新刊を買う
・何回も繰り返す
上記の通りです。
理想は、「毎週の日曜日に、本番と同じ時間で解く」ことです。
なぜならば、TOEICはスタミナとの勝負とも言われています。120分で200問なので、かなりの体力を使います。なので、できれば、本番と同じ時間で解くことで、その感覚に慣れておく必要があります。
また、TOEIC公式問題集の最新刊を使う理由は、最新刊が最も本番の試験に近いからです。
そして、TOEICは慣れとパターンの試験なので、できる限り、繰り返す事が大切です。
【3】TOEICで600点をとる勉強法(☆ まとめ ☆)
以上、「TOEICで600点をとる勉強法」について話していきました。
ここまでをおさらいすると…
・使う参考書は、「1.TEPPAN英単語」「2.世界一わかりやすいシリーズ」「3.世界一わかりやすい総合模試1」「4.TOEIC公式問題集」です。
・最初の30日で「TEPPAN英単語」と「世界一わかりやすい(パート5、6) 」。次の30日で「世界一わかりやすいTOEIC(Part1〜4)」と「世界一わかりやすいPart7)」。最後の30日間で、「世界一わかりやすい総合模試1」「TOEIC公式問題集」をやります。
上記の通りです。
また、今回は参考書を使ったTOEIC勉強法を紹介していきましたが、今回紹介した参考書の著者が担当講師である「スタディサプリTOEIC」というアプリを使うのも、アリだと思います。
詳しくは次の記事をご参照ください。
http://english-lab-japan.com/archives/2049
それでは、今回はこのへんで終わりにします。
ぜひ、今回紹介した勉強法を使って、TOEIC600点を突破してください。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。