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【頼る】depend on / rely on / count on / fall back on / turn toの違いは?

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【0】動画で解説

【1】「頼る」を表す英単語

一言で言うと、次のとおり。

[さまざまな“頼る“]

・depend on:依存する

・rely on:頼りにする

・count on:当てにする

・fall back on:最後の頼みとする

・turn to:(援助を)求める

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
ちょっと上級者向けだけど、知っておきたい使い分けだよ。

では、例文で確認していきましょう!

・depend on:依存する

depend onは、「依存する」って意味であり、ネガティブな場面で使う場合が多いです。

Tom still depends on his parents for money.
(トムは今でも両親にお金を頼っている)

既に働ける年齢なのに…ってイメージですね。

パンダ先生
パンダ先生
dependの語源は「de(下に)+pend(ぶら下がる)」なので、両親にぶら下がってばかりで依存しているイメージがあるよね。

・rely on:頼りにする

rely onは、相手に信頼を寄せて、頼る場合に使われます。dependのようなマイナスなニュアンスはありません。

She always relies on her brother.
(彼女はいつも兄に頼っている)

妹が兄に信頼を寄せているイメージがありますね。

パンダ先生
パンダ先生
実はreligion(宗教)と同語源だよ。

・count on:当てにする

count onは、「〜を当てにする」っていう場合に使われます。

She counted on his help.
(彼女は彼の助けをあてにしてた)

彼の助けを計算に入れているってイメージですね。

・fall back on:最後の頼みとする

fall back onは、最終の頼みとして頼る場合に使われます。

If the business fails, I will have to fall back on her father.
(事業が失敗した場合、私は彼女の父親に頼らなければなりません)

最終手段って感じがしますよね。

パンダ先生
パンダ先生
fall back onは直訳すると、「後ろ向きに倒れ込む」→「最後の頼みとする」となるよ。

・turn to:(援助を)求める

turn toは、援助や助言などを求める場合に使われます。

He always turns to his assistant for preparing the materials.
(彼はいつも資料の準備をアシスタントに頼っている)

アシスタントに援助を求めていますよね。

パンダ先生
パンダ先生
直訳すると、「相手の方を向く」→「頼る」ってなるよ。また、これだけ前置詞がonではなくtoなので注意だね

【2】☆ まとめ ☆

[さまざまな“頼る“]

・depend on:依存する

・rely on:頼りにする

・count on:当てにする

・fall back on:最後の頼みとする

・turn to:(援助を)求める

以上、「頼る」の類義語を紹介していきました。

パンダ先生
パンダ先生
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