【0】動画で解説
【1】前置詞と接続詞を持つ英単語

上記の画像のとおりです。
before、after、till/untilは前置詞と接続詞で意味が変わりません。一方、sinceとasは意味が変わってくるので注意ですね。
また、前提知識として、前置詞は「前置詞+名詞」であり、接続詞は「接続詞+SV」の形をとります。
では、例文で確認していきましょう。
・before
beforeは前置詞も接続詞も「〜前に」って意味です。
[前置詞]
Let’s finish the meeting before noon.
(正午前に会議を終わらせましょう)
[接続詞]
Please contact him before the presentation begins.
(プレゼン開始前に彼へご連絡ください)
・after
afterは前置詞も接続詞も「〜後に」って意味です。
[前置詞]
Let’s go to dinner after work.
(仕事が終わったら夕食に行きましょう)
[接続詞]
Please contact me after you arrive at the airport.
(空港到着後、ご連絡ください)
・till / until
till / untilは前置詞も接続詞も「〜までずっと」って意味です。また、tillとuntilの違いは気にしなくてOKです。
[前置詞]
Please stay here until 9 o’clock.
(9時までここにいてください)
[接続詞]
I waited until he arrived at the station.
(私は彼が駅に着くまで待った)
・since
sinceは前置詞の場合は「〜以来」って意味です。一方、接続詞の場合は「〜以来」と「〜なので」の2つの意味があります。主節に現在完了形があると「〜以来で」訳すことが多いです。
[前置詞]
I have been in Tokyo since yesterday.
(私は昨日から東京にいます)
[接続詞]
Since she started the business, the company’s sales have continued to grow.
(彼女がビジネスを始めて以来、会社の売り上げは伸び続けています)
Since it was raining , the event was canceled.
(雨が降っていたので、イベントはキャンセルされました)
・as
asは前置詞の場合は「〜として」って意味です。一方、接続詞の場合は時/理由/比例/様態/譲歩の意味を持ちます(詳しくはこちらの記事をご参照ください)。
[前置詞]
He works as an engineer in this company.
(彼はこの会社でエンジニアとして働いています)
[接続詞]
As he entered the room, I slapped him on the face.
(彼が部屋に入ってきたとき、私は彼の頬を叩いた)
※今回は「時」を表す接続詞asのみを掲載します。
以上、「前置詞と接続詞の両方を持つ英単語」について解説していきました。こういう特徴を知っておくことで、英文法問題はもちろんのこと、精読・速読につながっていきます。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。