【0】動画で解説
【1】叙述用法(補語)のみの形容詞
結論から言うと、次の形容詞は叙述用法(補語)にしか使えません。
afraid / alike / alive / alone / ashamed / asleep / awake / aware
・「限定用法」と「叙述用法」
形容詞は「限定用法」と「叙述用法」に分かれます。
・限定用法:名詞を前から修飾
・叙述用法:名詞を後ろから説明(補語)
具体例で確認しましょう。
[限定用法]
・a red dress「赤いドレス」
・a beautiful girl「美しい少女」
・a living snake「生きているヘビ」
このように、名詞を前から修飾するのが「限定用法」です。
一方、叙述用法の具体例は次の通りです。
[叙述用法]
・a dress is red.
・a girl is beautiful.
・a snake is alive.
このように、名詞を後ろから説明(補語)するのが、「叙述用法」です。
・叙述用法にしか使えない形容詞
改めて、叙述用法にしか使えない形容詞を挙げていきます。
afraid / alike / alive / alone / ashamed / asleep / awake / aware …など。
上記の通りです。
これらの共通点は「アルファベットのa から始まる」ってことです。
例文で確認しましょう。
例 He is afraid of dogs.
「彼は犬を怖がっている」
例 The brothers are alike.
「その兄弟は似ている」
このように、上記に挙げた形容詞は叙述用法にしか使えません。
・なぜ、叙述用法にしか使えない?
なぜ、asleepなどは叙述用法にしか使えないのか?
実は、asleepはもともとの形は「on sleep」だったからです。
on sleep → a sleep→asleep へと変化
例文で確認しましょう。
例 The boy is on sleep.
「その少年は眠っている」
↓
例 The boy is asleep.
次のような例文は変ですよね。
× The on sleep boy is Tom.
なので、asleepなどは叙述用法にしか使えないんです。
【2】☆ まとめ ☆
・形容詞は「限定用法」と「叙述用法」に分かれる。
・叙述用法にしか使えない形容詞:afraid / alike / alive / alone / ashamed / asleep / awake / aware …など
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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