丸暗記英語からの
脱却。
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apply toとapply forの違いは?

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【0】動画で解説

【1】apply toとapply forの違い

apply toとapply forは両方とも「〜に申し込む」って意味だけど、違いは次のとおり。

・apply to+申請先

・apply for+手に入れたいもの

上記のとおり。

例文で確認していきましょう。

1-1.apply to

apply toの後ろには、「申請先」がきます。

I applied to the company.
(私はその会社に申し込みました)

toの後ろには、申請先のthe company(会社)がきてますよね。

パンダ先生
パンダ先生
toのコアイメージは「到達」です。申請先の会社に履歴書を送れば必ず到達します。

1-2.apply for

apply forの後ろには、「手に入れたいもの」がきます。

I applied for the sales position.
(私は営業職に申し込みました)

forの後ろには、手に入れたい職のthe sales position(営業職)がきてますよね。

パンダ先生
パンダ先生
forのコアイメージは「意識の向く先」なので、「手に入れたい」と思っているものがくるんです。そして、toの到達と違い、実際に手入れれるかどうかは不明です。

【2】話を深掘りします

2-1.「適用される」って意味もある

実は、applyには「適用される」って意味もあります。

The rule applies to everyone.
(そのルールは全員に適用される)

applyの語源は「ap(その方向へ)+ply(折る)」の2つのパーツで構成。「〜に折り合わせる」→「適用する、応募する」です。

パンダ先生
パンダ先生
アップリケとは布の上に、別の布を適用する手芸。

2-2.“apply A to B“もある

実は、applyには他動詞もあり、apply A to B で「AをBに適用する」って意味です。

They applied this rule to the case.
(彼らはその事例にこの規則を適用した)

applyの「〜の方へ折り重ねる」って語源と、toの核心の「到達」。this rule を the caseに重ねていくイメージですね。

【3】☆ まとめ ☆

・apply to+申請先

・apply for+手に入れたいもの

・「適用される」って意味もある

・apply A to B:AをBに適用する

以上、ここまでです。今回の記事のように、単語の意味を語源からしっかりと理解して、前置詞の核心から考えることで、丸暗記英語から脱却できます。そうすることで、apply toとapply forのような紛らわしい英熟語の混同もなくなるし、いろいろなところで応用できるようになります。そして、学習することとは、こういうことかと学習が楽しくなってくると思います。

僕は【丸暗記英語からの脱却】をコンセプトに指導・発信しています。ぜひ、僕のブログを活用して、正しい方向で学習していただけたらと思います。

では、ここでおしまいにします。(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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